片づけのプロが指摘!キッチンでやりがちなNG収納3選
2024/07/22
みなさんはキッチンの収納で困っていることはありますか?使いやすい収納にするには色々な方法がありますが、今回はキッチンでやりがちなNG収納について、整理収納アドバイザーの方尺真美さんに教えていただきました。
1.扉の形状に要注意!
キッチンのパントリーなどは、折れ戸が付いているご家庭も多いことでしょう。
収納空間のすべてが見渡せる両開き扉とは違い、折れ戸は開いた時に収納空間にデッドスペースができるため要注意です。折れ戸がある場合、中の収納スペースの端から端までぴったり収納ボックスを設置してしまうと、ボックスが扉にひっかかり取り出しにくい…なんてことになります。
ボックスを設置する際には、ゆとりをもって取り出せる状態にするのがおすすめです。
2.食器の詰め込みすぎはNG!
食器棚やカップボードに、びっちりと食器を収納していませんか?
またお皿を収納する際、同じ種類のお皿を重ねるのは良いですが、違う種類のお皿は重ねてしまうと下のお皿が取り出しにくくなってしまうのでNGです。なるべくお皿を種類別・用途別に収納しましょう。
よく使うお皿は手前に置くのがおすすめです。引出しタイプの収納の場合は、写真のように、上から見た時にどんなお皿があるか分かる状態がベスト。収納グッズを使い、中皿を立てて収納するのもおすすめです。
3.家電が溢れてしまうのはNG!
近年、便利な家電製品も増え、キッチンの家電スペースの確保も重要になってきています。家を建てる時は考えていなかった家電を買ってしまい置く場所に困ったり、コンセントの位置を失敗してしまったり、なんて経験はありませんか?
新築やリフォームを検討している方は、「既存の家電+将来必要になりそうな家電」 まで頭にいれて配置の検討をする必要があります。写真のように、必要な家電には専用の収納スペースを確保することが、キッチンを雑然とさせないコツです。
ご自宅の中で参考になるところはありましたでしょうか。少し使いにくいな、と感じた時には何か原因があるはずです。収納を使いやすくするには、日々使いにくいと感じる場所からまずはチャレンジしてみてください。
◆執筆/方尺真美さん
衣食住を通じて「暮らしはちょっとのことでグンっと楽しくなる!」をモットーに活動しているSSS-Style+に所属の整理収納アドバイザーで、インテリアコーディネーター、カラーコーディネーターなどの資格を保有。3児のママ。