【居心地のいい家づくりの達人が実践】程よく散らかってもOKな「置きっぱゆる収納」9選
2024/05/26
居心地のいい家づくりの達人・yomegさんが実践するのはすっきり片づけすぎず、オープン収納がメインの“ゆる収納”。ちょっとくらい雑然としていても、必要な物がすぐに見つかれば、家族みんなが笑顔で暮らせます♪
<教えてくれた人>
yomegさん(東京都 42歳)
単身赴任中の夫、長男(21歳)、長女(13歳)の4人家族+犬1匹&猫4匹。フルタイム勤務の書店員。この10年で4回引っ越し、DIYで賃貸の家に手を入れながら生活。
置きっぱゆる収納9選
雑貨やグリーンをセンスよく配したリビング。「きっちりした収納を目指したこともあったけれど、家族はそんな整然とした家を望んでなくて(笑)」。以来、ざっくり仲間ごとにまとまっていればOKな“ゆる収納”に。
1 みんなが使うつめ切りetc.
●まとめて陶器のカップに
つめ切りや耳かきなどの小物は、家族に「あれ、どこ?」と聞かれないよう、陶器のカップにまとめて立てて収納。リビングの隅の小棚の横が定位置。
2 提出期限がある書類
●あえて目につく場所に置きっぱ
学校の保護者会の出欠確認用紙など提出が必要な書類は、小棚の下段に置くだけ。「他の書類と紛れないようにしておけば、期限間近になっても慌てなくてすむ!」。
3 ちょこちょこ使うはさみ
●よく使う場所ごとに配置
いろいろな場所で使うはさみは1カ所で管理すると出し入れが面倒なので、それぞれの場所に専用のはさみを用意。各部屋で使う場所の近くに立てて収納。
4 行方不明になりがちなリモコン
●飾りと一緒に定位置のつぼに
みんなが使って迷子になりやすいリモコンは、本やグリーン、雑貨を飾っている棚に置いたつぼに立てて収納。「わが家の特等席にさりげなく紛れ込ませています」。
5 子どもたちのパンやお菓子
●ふたつきのケースに放り込み
小腹が空いたとき用の子どもたちのパンやお菓子は、ふたつきのケースにひとまとめ。「中にテキトーに突っ込んでいても、ふたを閉めれば問題なし!」。
6 毎日使う食器類
●中が丸見えのショーケースにズラリ
食器はどの方向からでも中が見やすく、出し入れしやすいショーケースに収納。「古道具屋さんで見つけてひと目ぼれ。元はタバコ屋さんで使われていたショーケースなんだそう」。
7 どうせ明日も着るパジャマ
●洗面所のカゴに各自がポイッ
パジャマを毎日は洗わないので、朝脱いだパジャマは洗面所に用意してあるカゴバッグに各自が放り込むスタイル。「ここなら入浴後、すぐに着替えられて便利です」。
8 家族みんなのコップ
●人別に色分けして管理
コップは長男が緑、長女が青など、人別に色を分け、食器を収納している棚の上に。「コップの放置犯も一目瞭然(笑)。洗い終わったコップをただトレーに置くだけで、何も考えなくていいからラク」。
9 毎朝持っていく水筒
●洗ったらシンク前に出しっ放し
水筒は棚の中にしまうと持っていくのを忘れてしまうので、いつも出しっ放し。「乾くのに時間もかかるから、洗ったらそのまま乾かす場所に放置しておき、翌朝そこから持っていきます」。
※掲載した名前、年齢、職業、住居形態などは『サンキュ!』20年6月号~24年3月号に掲載された記事を抜粋、加筆、再編集しています。
※本人の希望により仮名を使用していたり、年齢などの情報を一部省略している場合があります。
※内容は取材当時の情報であり、現在とは変わっていることがあります。
参照:『サンキュ!』2024年6月号「収納と片づけのすべて」より。掲載している情報は2024年4月現在のものです。撮影/yomeg 構成・文/鹿島由紀子 編集/サンキュ!編集部