「片付けても、なんだかごちゃごちゃ見える」
「どこか落ち着かない」
そんなモヤモヤ、感じたことはありませんか?その原因、“視界のノイズ”かもしれません。
今回は、スッキリした家を叶えるルールをミニマリストライフアドバイザーのいえはがご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。

1. 物を置かない場所を決める
部屋の中に、「ここだけは物を置かない」という“置かない場所”を決めてみましょう。
部屋中が物に囲まれていると、どれだけ片付けても、視界にノイズが多く、心が落ち着かないことがあります。
だからこそ、部屋の中にひとつでもいいので、“視界が抜ける場所”をつくってみてください。
たとえばリビングなら、リビングテーブルやソファの上を“置かない場所”に決めることで、リビングで過ごす時間がよりリラックスしたものになります。
キッチンでは、ダイニングテーブルの上を“置かない場所”にすることで、家族の食事時間も自然と落ち着いたひとときに変わっていくはずです。
各部屋に1か所、「ここには何も置かない」と決めることで、視界が整い、気持ちも軽くなります。
2.置いていい場所をあえてつくる
「全部片付けなきゃ!」と自分を追い込まず、“モノを置いていい場所”を用意しておくと気持ちがラクになります。
たとえば、リビングに散らかりがちな子どもの学校用品は、玄関に収納カゴを1つ用意して、かごの中にバサッとまとめる。かごの中は散らかっていてもいいので、かごに入れればよし!
散らかりがちな本や漫画はテレビボードの上に置く。
ダイニング収納の一角は、家族が一時的に物を置いてもOKにする。
など、床や部屋中にモノを分散させないで、置く場所を限定してみましょう。
“ここにだけ置いていい”とルールがあれば、家族も守りやすく、散らかりも最小限になります。
視界の“メリハリ”が暮らしを整える
部屋中にモノがあると落ち着かない。
けれど、完璧を目指しすぎても心が疲れてしまう。
だからこそ、「ここには置かない」「ここには置いていい」とメリハリをつけることで、ほどよく整った心地いい暮らしが叶います。
まずは、“物を置かない場所”を1か所だけでも決めてみませんか?
■執筆/いえは
ミニマリストライフアドバイザーとして「少ないもので心地よく暮らす工夫」や 「ムリなくモノを減らす方法」など、ミニマリスト主婦の暮らしのアイデアを紹介。クローゼットの整理や収納、自分時間を通じて「少ないけれど、満ちている暮らし」を発信している。Instagramは「@ieha.minimal」。
編集/サンキュ!編集部