書類はこれで片づく!片づけのプロが教える書類を停滞させない簡単3つのステップ

2023/04/04

収納より整理に特化した片づけを推奨しているサンキュ!STYLEライターで整理収納アドバイザーの高桐久恵です。

おそらく家の中に毎日一番入ってくるものが書類。
書類と一口で言っても、仕事関係の書類や子どもの学校のお便り、確定申告に必要なハガキに新聞やチラシなど、その種類は多岐にわたります。

書類が片づかない理由のひとつ。
それは、すぐに処理しないからです。

確認した後に収納する場所が決まっていなかったり、後で見ようとそのままにしてしまうとあっという間に大量の書類の山が発生してしまいます。

わが家では書類が停滞しないように、家の中に入ってきた後の書類の動線がしっかりできています。
必要なときにすぐに取り出せて、しまうのも簡単。
そんな書類が停滞しない3つのステップをお伝えします。

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1. 家の中に入ってきたらすぐに処理!

まずは書類の動きを止めないこと。入ってきたらすぐに処理をするということがとても重要です。
とりあえず…なんてその辺に置いておいたら最後。すぐに次の書類がやってきます。
すぐに捨てる書類、確認してから捨てる書類、保管書類などとすぐに仕分けをしましょう。

なかなか時間がなくてすぐに処理ができない場合は未処理ボックスを用意して、忘れないような場所に置きましょう。

2. 動く書類、保管する書類、思い出の3種類に分ける

書類にはすぐに必要なものとすぐには使わないけれど保管の必要な書類があります。
ほかにも使うことはないが捨てられない愛着があるものもありますね。

例えば、毎月もらえる子どものお便りなどは動く書類です。
1カ月ごとに新しいお便りがきた時点で古いものは処分できるように、なるべくよく目につく場所に分かりやすい収納をつくりましょう。

保管する書類というのは保険の証券や家電の保証書など、お金に関する書類です。
これらは突然必要になることが多いので、必要なときにすぐに取り出せるようにしておきましょう。

使うことはないけれど捨てられない書類ってありますよね。
家族で行った旅行先のパンフレットや友人からもらった手紙などもその1つ。
これらは思い出となるのでフタつきの箱やポケットファイルなどを使って書類とは別に収納を設けるようにしましょう。
これらをいっしょにしてしまうと本当に必要な書類が埋もれてしまう可能性があるので収納方法を変えると扱いやすくなります。

3. 保管期間によって収納をわける。

動く書類は取りやすい場所に。

提出する必要がある書類や1カ月~1年の間に見る機会がある書類は動く書類として分類しましょう。
例えば子どもの学校から毎月もらってくる予定表や給食だよりなどは壁かけタイプのグッズを使うと、すぐに確認ができます。
クレジットカードの明細や公共料金などの書類はジャバラ式であれば持ち運びもできてすぐに家計簿もつけられます。
できればワンアクションで取り出せる収納グッズを使うようにしましょう。

保管書類はファイルボックスで管理。

保険証券や取扱説明書などすぐに必要でなくても保管が必要な書類は、ファイルボックスと個別フォルダーで収納しましょう。
個別フォルダーは紙をはさむだけなので入れるのも出すのも簡単。
見出しをつけておけば、必要なときにすぐに取り出せます。

自分がどんな書類を持っているのかある程度、ざっくり3つか4つくらいに分けてみて、そのジャンルごとにファイルボックスを用意すると仕分けも簡単にできます。

収納が完成したら保管期間のルールを決める。

事業などをしている場合はレシートや領収書は7年保管など保管期間が決まっています。
家庭でもこのような保管期間を決めておくと、書類が溜まり続けることがありません。

〇年〇月までと保管期間を記しておくと、そのときが来たときに迷うことなく処分ができます。

そしてできれば定期的に見直し、古い情報はどんどん処分していきましょう。

書類を保管する目的は必要なときにすぐに確認できるということ。
すぐに取り出せるということは自分が入れたり出したりしやすい収納の形式をとるということです。

現在はさまざまな形の収納グッズも販売されています。
自分に合った収納グッズで停滞しない収納の仕組みをつくってみてくださいね!

◆この記事を書いたのは・・・高桐久恵
整理収納アドバイザーで男の子2人のママ。
お片付けで新しい自分に出会うお手伝いを。をモットーに活動中!
面倒くさがり屋ならではの考え方や収納術をお伝えします。

※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

 
 

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