ものを整理するときの判断基準は明暗の分かれ道!

2023/04/07

サンキュ!STYLEライターの渡部夏代です。
整理するときは、最初にものを全部出して仕分けしていく方法がおすすめです。
そして、その仕分けを行うときなのですが…。
仕分けの判断基準によって整理の進み方とその後が変わってきます。

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「捨てる」or「捨てない」で分ける

いきなり捨てるか捨てないかで分ける方法はおすすめしません。
片づけに苦手意識を持ってしまう原因のひとつに「捨てられない」があります。
捨てるという行為は非常にエネルギーが必要。
一度は欲しいと思って手に入れたもの、お金を出して買ったもの、プレゼントとしてもらったもの。
それらをゴミとして廃棄するのは心に負担がかかることが多いです。
無理やりどちらかに決めようとすると、ものすごく考えますし、悩みます。
そうすると疲れ果ててしまいます。

「いる」or「いらない」で分ける

いるorいらないで分ける方法もあまりおすすめしません。
片づけのとき、ものを出します。そのときものを「手に持つ」のです。
手にしたとたんに、ものとの思い出がよみがえってきたり、値段を思い出したりします。
するととたんに貴重なものに思えてきて、価値を感じます。
今まで持っていることすら忘れていたとしてもです。
そうすると、減らそうと思っていても全然減らすことができず、整理が進まないことが多いです。

「使える」or「使えない」で分ける

使えるor使えないで分ける方法もおすすめしません。
使えるというのは「使用可能」な状態のことで、自分が実際に使うかどうかとは別です。
使えるから取っておこうという判断基準は、ものに基準を合わせています。自分軸ではないということです。
そしてほとんどのものが「使える」になります。「いつか使えるかも」というのがまさにこれ。
やはりこの方法も整理が進まないことが多いです。

「使っている」or「使っていない」で分ける

使っているor使っていないで分けていくことをおすすめします。
使っているというのは、まさに今の自分の状況です。
そして、使っていないからといっても、すぐに捨てなくてはいけないということではありません。
明らかに捨ててもよいと思えるものは捨てても問題ないのですが、いつの間にか「捨てる・捨てない」「いる・いらない」の判断基準になってしまう場合が多いので注意が必要です。
まずは使っているか使っていないか、己を知ることから始めます。

まとめ

捨てるor捨てないで分ける
いるorいらないで分ける
使えるor使えないで分ける
使っているor使っていないで分ける

それぞれの分け方について述べました。
分けていくときは、考えこんだり悩んだりせずに進めて行けるかどうかが大切です。
考え込んだり悩んだりしていると、あっという間に日が暮れてしまいますものね。
使っているか使っていないかは、単純な事実に基づく仕分け方法です。
サクサクと進めていければ、またやろう、もっとやろうと思えます。

◆この記事を書いたのは・・・渡部夏代
整理収納アドバイザー2級認定講師、企業内整理収納マネージャー講座認定講師、ファイリングアドバイザー認定講師。
小さなころから好きだった片付けが仕事になりました。
ご家庭の整理収納サービスの他、オフィスや店舗、倉庫などの5S活動も行っております。

※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

 
 

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