片づいたリビング

捨てるだけでは片づかない!【上手くいく片づけ】のコツ3つ

2024/10/21

物を減らしてスッキリ!!これで家事がサクサクでき、いつでも人を呼べる!…なんて思ったのもつかの間。気が付いたら元に戻った…なんてことはありませんか?「物を減らすだけ」では、遅かれ早かれ元に戻ってしまいます。

そこで今回は、整理収納アドバイザーでライフオーガナイザーのおだけみよさんが、いつもリバウンドしちゃう人必見!「捨てること」よりも大事な片づけのコツを紹介します。

介護士として、認知症の方が共同生活をおくる介護施設に勤務しながらライフオーガナイザー、整理収納アドバイザーと...

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1.ゴールをしっかり決める

「今日は片づけよう」と、物を次々とごみ袋へ…ちょっと待った!実はそれリバウンドへの第一歩です。

いきなり物を捨てることから始める片づけは、ゴールのないマラソンと同じ。

・何を手放すのか?
・どこから減らし始めるのか?

これらが決まっていないと、永遠にお片づけロードを走ることになってしまいます。


■これからの暮らしについて考えることから始める

・これからどんな暮らしをしていきたいのか?
・どんな状態が自分にとって片づけやすく心地がよいか?
・暮らしの中で優先したいこと

まずしっかりゴールを決めることから始めましょう。

2.「捨てるもの」を選ばない

「使わない・使っていない」
「不要」
「お気に入りじゃない」

片づけを始めると、「捨てるもの」から選ぶことが多いです。けれども「使わない」「不要」など、マイナス感情を伴う物を選ぶ行為は「苦行」です。辛い作業になってしまい、遅かれ早かれ手が止まり作業が進まなくなります。


■「残すもの」から選ぶ

服を選ぶ女性

苦行にならないコツは「これからの暮らしでも使う物」を選ぶこと。

「これからも使っていきたい」
「好きやお気に入り」

これからの暮らしに「残すもの」を選ぶ作業は、プラスの感情が伴う作業です。サクサク進む作業になるので、片づけが苦行ではなくなります。

ゴールを決めたら、まず「残すものを」を選びましょう。

3.仲間を作る

「人生の半分は整理整頓(Ordnung ist das halbe Leben.)」

ドイツの有名なことわざです。仕事や家族構成の変化など、生活スタイルに合わせて環境を作っていくことが大事です。

暮らしが少し変わって片づけが必要になった時、励ましあってできる人がいるとパワー100倍!一人だと孤独で挫折しがちな作業も、仲間がいると続けられる作業に変わります。

スマホを操作する女性

・SNSで自分が頑張っている様子を投稿する
・LINEのオープンチャットで片づけチームを作る

オンラインの力を使うと家にいながらにして仲間を見つけることができます。片づけに関心がある仲間と、楽しく作業をできる環境を作ってみてくださいね。

一見片づけとは関係がなさそうですが、仲間がいると片づけモチベーションをサクッと上げることができます。片づけのコンサルを受けたお客様にも必ずおすすめしている方法です。

今年の年末年始はのんびり過ごす!

今から始めるなら、片づけのゴールは今年の年末がちょうどいい目安になります。少しずつ片づけを進めていくと、年末年始はのんびり過ごせるゆとりが生まれます。



■執筆/おだけみよ…汚部屋住人から片づけのプロになった整理収納アドバイザー。
片づけのプロ歴10年目。コロナ禍以前は個人宅の片づけ作業サポートや片づけ講座開催などを中心に活動。現在は執筆作業中心にオンラインでの情報発信を行う。

編集/サンキュ!編集部

※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

 
 

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