【片づけはマインドが9割】プラスがダメならマイナスで！ネガティブ思考から考えるやる気アップ術

「片づけたいけどやる気がない…」そんなときはどう気持ちを切り替えますか？
理想のおうちを想像する？モデルルームを目指す？
いいえ、本当にやる気がないときは、「ネガティブ思考」からのマインド術が役に立つでしょう。
今回は、整理収納アドバイザーのシンプリストうたさんが、ネガティブ思考から考えるやる気アップ術を解説していきます。

1．火事になったらどうする？

もしも家が火事になったときのことを想像してみて下さい。

もしも、ものが多ければ燃え広がるスピードも早まり、被害も大きくなるでしょう。ものが少なければ、部分的なボヤ騒ぎで終わるかもしれません。

また、大切なものを日頃から整理整頓しておくことで、失わずに済むこともあります。大切なものを大切にできるよう、日頃からムダなものを排除しておくことが重要です。

2．突然大地震がきたらどうする？

実際に震度5弱の地震を経験したことがあります。
当時の部屋は片づいていたので、冷静に対応することができました。

ものが落ちたり転倒するなどの被害もなく、本当にものを減らしていて良かったと思った瞬間でもあります。

特に寝るときに大地震がおきたらパニックになるので寝室は真っ先に整えておきましょう。

3．突然お義母さんがきたらどうする？

まさかと思いますが、じつはこれも現実であったことです。

当時娘がけいれんを起こし、当然入院することになりました。付き添いは私ひとりしか許されなかったので、明日からの息子のお世話はどうしよう…とプチパニック状態に。そんなときに急遽お義母さんが来てくれることになったのです。

とてもありがたかったのですが、娘の看病で家で過ごす時間が長かったため部屋はカオス状態。
片づける暇もなくお義母さんが来てしまったという苦い思い出は忘れられません。

4．突然引っ越さなければならなくなったらどうする？

我が家は転勤族です。
約2カ月前に引越しすることが決まったので、転勤族の中では比較的余裕がある方だと思いますが、それでも「時間が足りない！」と思うほどものの処分に時間がかかりました。

引っ越しの予定がないおうちでも、転職や親の介護などから同じ場所にとどまれなくなる可能性もゼロではありません。「人生何があるか分からない」と思って過ごしていた方がいざというときに慌てません。

危機的状況を想像すればやる気が出る！

やる気がないのは、平穏無事で過ごせている証拠です。
防災の日や震災被害の特集をみたら防災用品をすぐに見直すように、マイナス要素から生まれる行動力もあります。

今が幸せであることを自覚したうえで、危機的状況を想像し行動を見直してみましょう。

■執筆／シンプリストうた…ズボラでも小さな子どもがいても、スッキリ暮らすためのストレスフリーな方法を提案する整理収納アドバイザー。家族4人のリアルな暮らしぶりを紹介するインスタグラムが人気。
編集／サンキュ！編集部

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