【マネしたい18選】すき間と壁をとことん活用!古くても、狭くても心地良い家

2023/10/05

家が古くて狭い、湿気が多くて何でもすぐカビる。おまけにフルタイムで働いているからいちいち片づけてる暇がない……。そんな悪条件を見事に乗り越えて、心地よい住まいを手に入れたお宅には、今すぐマネしたいヒントがいっぱい詰まっていました。

<プロフィール>
めむさん(福島県 38歳)
長男(10歳)、二男(9歳)の3人家族。住まいは築36年の賃貸住宅で3LDK(62㎡)。「少ない物で心地いい暮らし」をめざして日々奮闘中。暮らしの記録をつづったインスタグラムが人気。インスタアカウントは「tata_ryuryu_meme」

今すぐできる素敵なくらしのアイデアを毎日発信中。お金の貯め方から、時短掃除、洗濯、料理作りなどの家事の知恵、...

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狭いから、収納はすき間と壁をとことん活用

収納場所がないので、デッドスペースを上手に生かして「使う場所にしまう」工夫を。すぐ出し入れできて便利です。

【1】タオルハンガーをつけ替えて、上をちょい置きスペースに
タオルハンガーを幅広タイプの物につけ替えて、上のスペースを棚として有効活用。細長いトレーに小びんやふたつきケースを組み合わせ、つめ切りやコンタクトレンズ、綿棒などを1カ所にまとめて収納しています。

【2】ミニかごをつるせば、ワンアクションで出し入れできる
毎朝使うヘアケアセットは、小さなプラかごに入れてミニフックで壁面収納。「手に取りやすい位置に掛けておくと、慌ただしい朝もスムーズに身支度ができます」

【3】水けのある物は 「浮かせてしまう」と清潔で省スぺに
石けんや歯ブラシなど、ヌメリの原因になる物は、洗面台にじか置きしないルールで掃除の手間を極力減らしています。それをよく使う場所につるすと出し入れがしやすく、時短&省スペースに。

【4】透明ケースに100円のキャスターをつけてすき間に滑り込み収納
詰め替え用のボックスティッシュのストックは、このケースに入るだけと決め、洗面所わきのデッドスペースに収納。「ケースの底にキャスターをつけたら、出し入れしやすくなりました」

【5】小さなテーブルしか置けないから、下に棚がある物をとことん探した
棚つきのテーブルは、ネットショップで探して購入。「ウエットティッシュやふりかけのほか、子どもたちが遊ぶトランプなどもしまえるので、テーブル上はいつもスッキリしています」

【6】冷蔵庫×マグネットフックで、よく使う物を壁面にずらり
ペーパータオルにまな板、ペン&マスキングテープ、キッチンクロスなど、よく使うアイテムは冷蔵庫の側面に収納。必要なときにすぐに取れるうえ、ダイニング側からは死角になるので、部屋がゴチャついて見えることもありません。

【7】ゴミ箱に掃除道具をつるすと、「捨てる」と「しまう」が同時にできる
ゴミ箱の縁にフックを取りつけ、ほうき&ちり取りの定位置に。「ゴミを見つけたらすぐに掃いて、戻すついでにサッと捨てられます」。刷毛は掃き出し窓の桟など、細かい部分の掃除に重宝。

「6割収納」で風通しよく

「何でもすぐカビる」というハンディを逆手に取って、「何でも持ち過ぎない」ようにしたら、すっきりした空間に。

【8】湿気がこもる押し入れは完全オープンにして詰め込みすぎない!
家中でいちばん湿気がこもりやすい押し入れは、ふすまをすべて取りはずし、必要最低限の物だけを収納。「物を出し入れしやすく、全体が見渡せるから、片づけのモチベーションもキープできます」

【9】子ども服は、衣替えのとき一度着せて、合わなくなってたらすぐ処分
子ども服は「1人につき引き出し1段分」と決めています。今年も着るか迷ったら一度着せてみて、サイズが合わなければ即処分。立ててしまうと子どもたちも選びやすくて◎。

【10】ママの服はワンシーズン着倒して、来年に回すのはボックス1つ分に限定
白、黒、グレーを基調に洋服を厳選。「押し入れにしまっておくとすぐカビ臭くなるので、気に入った服はとことん着倒して処分。翌年に持ち込す服は必要最低限の量にしています」

【11】長い休みの学用品用に、ボックス1つは空けておく
長期休暇中に子どもたちが学校から持ち帰る学用品は、置き場所に困るもの。予備の収納ボックスを常備しておけば、ドッと物が増えても困りません。1カ所にまとめておけば新学期もスムーズ。

【12】シンク下は物を厳選して、空間をしっかりキープ
「家事の中でも洗い物が苦手」という、めむさん。食器を減らし、よく使う物だけを厳選したら、出し入れのストレスが減り、カビ防止にも◎。洗い物も少なく時短になって一石三鳥。

★POINT:湿気対策に、100均の珪藻土ブロックが大活躍
吸水性に優れた珪藻土ブロックは、靴の湿気を取ったり、水筒を乾燥させるのに重宝。フックつきピンチにはさんで水筒の縁に引っ掛けると◎。めむさんはキャンドゥなどで小さめサイズを購入しています。

「自分のことは自分で」が育つ収納に。

収納はすべて「子ども目線」に。手が届きやすいから、自分たちでできることは自発的に手伝ってくれるようになりました。

【13】キッチンをすべて「低め収納」にした
ご飯茶碗やキッチン家電を子どもたちの手が届く高さに置いたら、朝夕の配膳や料理も積極的に手伝ってくれるようになりました。「私が仕事で留守にしている間に、2人でおにぎりを作って食べていてくれることも」

【14】コップとカトラリーはワゴンに集結!で 「ママ取って」がなくなった
「ママ取って」がなくなった食卓で使うカトラリーやコップは、ワゴンにまとめてテーブルのそばにスタンバイ。上からパッと見て中身がわかるし、必要な物は自分たちで取ってくれるから、ママはラクちん。

【15】食材は「お友達セット」で子どもにもわかりやすく
留守の間に子どもたちが自分でごはんを準備して食べることも。パンやジャム、梅干しや漬けものなどの食材は、チーム分けをしてケースにまとめておくとサッと出せます。

【16】買う必要がある物は壁のリストに書き込んで子どもが自己申告
カレンダーの横にチェックリストと鉛筆をフックに掛けて収納。文具や日用品のストックが切れたら、その都度書き出してもらいます。カレンダーと一緒に毎日確認するから、買い忘れもありません。

【17】身支度コーナーは1カ所に集めて、帰宅後の散らかり防止
ワイヤーラックを2人のランドセルや学用品の指定席に。最上段は無印良品の収納キャリーボックスで仕切りを。学校への提出物は、ママがチェック後ここに入れると忘れません。

【18】忘れがちな物は、玄関にスタンバイ
靴棚の横のラックには、ポケットティッシュやハンカチ、マスクなどを常備。1ケースに1種類と決めてラベルを貼っておけば、子どもたちも迷わずにサッと手に取れます。

★POINT:留守弁の容器は使い捨てにして、洗う手間をカット
週末も仕事のときは、子どもたちの昼食用に留守弁を用意。平日以外はべんとう箱をやめて使い捨てのパックにしたら、後始末がラクに。

参照:『サンキュ!』10月号「それでも片づいている家のひみつを教えます」より。掲載している情報は19年8月現在のものです。

撮影/上原朋也 構成/竹下美穂子 取材・文/梶謡子 編集/サンキュ!編集部

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