毎日が劇的にラクになる【2割捨て】って何?捨てるべき2割の見極め方

2019/12/19

新しい年を迎えるにあたり、物を減らして、家も心もスッキリしたい!と思っている人も多いのではないでしょうか。だけど、家族が多いと物はなかなか減らないし、一度にたくさん捨てる勇気もない。そんなあなたにおすすめしたいのが「2割捨て」。何もかも捨てるのではなく、家にある2割の不用品を捨てればOK。今回は、「2割捨て」を実行して、ラクな暮らしを手に入れたricoさんに話を聞きました。

<お話を聞いた人>
ricoさん(千葉県 39歳)
夫(37歳)、長女(15歳)、二女(8歳)の4人家族。結婚17年で6回の引っ越しを経験する転勤族。インスタグラム「ricotan0808/」

◎HOUSE DATA◎
● 賃貸団地/4LDK(93㎡)/築27年

「2割捨て」までの道

物があふれる期

当時はまだ3人家族で長女も小さかったのに、引っ越しのときの荷物が多すぎて、1人で詰め
るのが大変……。

目標は完璧なママ期

毎日掃除機をかけ、料理は品数たっぷりでおやつも手作り。実母を手本にした高すぎる家事の理想が、自分を苦しめていたころ。

SNS盛り期

写真映えが気になって、自分が好きな物より、人から褒められそうな物ばかりを集めていることに気づき、自己嫌悪に。

一気に全捨て期

物が多く、家事がしにくい家に疲れが爆発!ダンボール40箱分の物捨てに成功するも、殺風景な部屋を見たらさみしい気持ちに……。

頑張りたくない期

シンプルライフ研究家マキさんの本を読み、「家事ってラクしていいんだ!」と目の前が開けた転機。理想や呪縛から自分を解放。

2割捨て期

あらためて暮らしを見直したとき、そうはいっても物が少ないほうが家事がラクだと実感。ほ
どよい捨て方を身につける。

すっきりした家で暮らしながら、「思 い出を手放すのが苦手」というricoさん。以前、シンプルな暮らしにかじを 切ろうと一気に物を減らした際、あとで つらい気持ちになったと言います。  

でも、「むりに捨てる必要はないし、 子どもが大切に使っていたおもちゃなど 思い出以外の物は、減らしてもまた手に 入れられると気づきました。どうにかな るんだとわかったのは収穫でした」  

「2割捨てまでの道」のよ うな時期を経て「自分の心がラクになる 物の減らし方」をつかんだ今では、理想 や人目に振り回されず、暮らせるように。 気持ちのよさを感じてくれたのか、家族 も片づけができるようになりました。

2割捨てたらどう変わった?

「捨てなくちゃ」と肩ひじ張らなくても、「捨てなさい」と家族に言わなくても、すっきりした暮らしを実現。

床の物が減って掃除機がけがラクになった

「なるべく物をどかさずに暮らしたい」というricoさん。実際に物が減ったら、掃除機がけがとてもラクに。「週に何回かける」などは決めずに、気が向いたらサーッとすませます。

ちょっとくらいサボっても散らかって見えない

物が少ないと部屋がすっきりして散らかって見えないから、掃除がラクになるどころか、掃除の回数自体が激減。「掃除のプレッシャーによるストレスを感じなくなりました」

出がけにバタバタしない

玄関にあるのは靴箱、姿見、雨具を入れたカゴの3つ。必要な物だけがまとまっているから、出かける支度もスムーズに。物が少ないと「頑張らなくていいんだ」を実感。

「なにもしない時間」 がつくれる

掃除の時間が減ったら、自分の時間がつくれるように。ricoさんはそんなとき、あえて何もせずにベッドにゴロリ。ボーッとできる時間ってなによりぜいたくだと感じているそうです。

捨てるべき「2割」の見極め方

本当に好きな物、活躍する物だけを手もとに残すのには、ちょっとしたコツがあるよう。ricoさんの判断基準は実に明確です。

3パターン以上組み合わせられるか考える

「服が好き」な気持ちをあきらめず、数を減らすには「気に入った服に大活躍してもらう」のがいちばん。自分の服の量が減ったら、長女以外の家族分が押し入れに収まりました。

着たくなるお気に入りを先に買っちゃう

「捨てる」のがつらいなら、お気に入りの服を先に買ってみると、自分が惰性で着ていた服や、旬でない服に気づけるように。「1着好きな服を買うと、2~3着は手放せます」

「この皿にはあのおかず」と役割を決める

皿って、いつも手に取るのは結局同じ物ばかり。それならばと、役割を明確にしてみたら、出番のない皿に気づけたそう。以前に比べ4分の1の量に減らせ、小さな食器棚+つり戸棚に収まる範囲に。

「私には作り置きとか無理」と、苦手を認める

家事を頑張らないと決めたので、作り置き用の保存容器が不要に。べんとう箱と一緒に、1つの引き出しに収まっているため、何があるかが見やすく、使いやすくなりました。

調味料の本数を見直してみる

「棚に入れるのは〇本まで」と数で縛るより、自分が「取り出しにくい」と感じたら本数を見直す習慣に。使っていない物や賞味期限切れの物を減らして、収納内のゆとりをキープ。

日用品はひと目で数えられる量だけ持つ

キッチンまわりの日用品ストックは、1つのカゴに入る分だけ。一目瞭然なので、扉を開けるたびに残りの数が把握できて、メモを取らなくても買い忘れることがないそう。

8割収納をラクにキープする方法

せっかく減らしても、「たりなくなるのでは」とか「どれだけあるかわからない」という不安が、リバウンドする原因の1つ。収納の工夫で解消!

クローゼットは各段の上に 「2割の余白」を死守する

収納は余白を残しておくと、箱の出し入れがラクで、中身を小まめにチェックできるように。また、余白が埋まってきたときに「あ、物が増えているな」とすぐに気づけます。

「自分がラク」になるのなら、たくさん持っていてもOK!

ricoさんが物を見直す目的は、「自分がラクになるため」。多いほうがラクならば、あえて減らさなくていいのです。

文房具は同時に使うことが多いから2つ以上持ってもOK

文房具は家族のだれかが持ち出してしまうと、しばらく迷子になることも。だからみんながよく使う物は、2つ以上、そろえています。「あれはどこ~!?」って探すより、ずっとラク。

カトラリーはいちいち洗うのが面倒だからたくさん持ってもOK

おやつを食べるときなど、なにげに出番の多いスプーン類。数が少ないと小まめに洗い物をする羽目になるし、時々行方不明にもなるから、いくつも引き出しに準備しています。

思い出があるのは親も同じ。 絵本は気がすむまで取っておいてOK

子どもたちはもう絵本を読まないけれど、ricoさん。自身に思い入れがあって、すべてを手放すことができません。そんな自分の思いを大切に、気がすむまで取っておくつもり。

おもちゃの選別はケンカのもと。子どもゾーンに収まればむりに捨てなくてOK

「おもちゃ箱いくつまで」や「半年使ったら捨てる」のルールではなく、カーテンで区切った「遊べるゾーン」をつくり、その範囲で収める約束に。子どもも自分の空間がうれしいのか、前向きに片づけができるように。

子どものプリント類は 「年度末に捨てるルール」でためておいてOK

保護者へのお手紙類はricoさんが管理し、テストや授業の資料などは子どもが「とにかく引き出しにしまう」ことに。年度末の3月に捨てるルールが定着したので、とやかく言わずにすんでいます。

捨てるか迷ったら目につかない場所にまとめて「保留」にしてOK!

むりに捨てるとつらくなることは経験済みなので、保留コーナーをつくりました。お下がりでもらってくれる相手を探しながら、自分の気がすむ「手放し方」を模索するそうです。

Have a try!

□全部を手放すのではなく「2割」だけ捨てる
□着回しにくい服は捨てる
□出番のない皿は処分する
□日用品はひと目で数えられるだけの量にする

参照:『サンキュ!』1月号「ミニマリストになれないあなたへ。『2割だけ捨て』で、ラクして片づく家になる!」より。掲載している情報は19年11月現在のものです。撮影/清永洋 構成/出下真紀 取材・文/石川理恵 編集/サンキュ!編集部

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