収納スペースが少なくても片付いた!「成功3ステップ」3週間実践ビフォアアフター
2020/03/11
プロが教える、床に物を置かずにすっきりと部屋を片付ける簡単3ステップを、読者の〝片づけ下手さん〞に実際に3週間やってもらいました。さて、どんな成果になったのでしょうか!?
<プロフィール>
『サンキュ!』読者 rinakaさん(三重県 36歳)
夫(36歳)、長男(4歳)、長女(3歳)の4人家族/3LDK/賃貸アパート
収納スペースが少なくて、物があふれてしまう
「アパート暮らしでしまう場所が少ないから、服やバッグが床にはみ出してしまう」と思っている。共働きの忙しさもあり、洗濯物やおもちゃを片づけるのがつい面倒に……。
<Before>
洗濯物が床に置きっ放し~!
通り道にも物が!
STEP 1 家族の物の置き方、習慣を観察する
家族それぞれが、リビングに持ち込んだバッグや服、おもちゃをその場に置いたままにするクセが。「無意識に置いてしまうのが積み重なって、ここに置いてもいいと思い込んでいたのかも」。
こんな物が置きっ放しに!
□毎日使うバッグや脱いだ服
□子どものおもちゃ
□たたんだ洗濯物
STEP 2 〝つい置きがちな場所〞に指定席をつくる
いちばん床に置きがちなのがバッグと服。「大人用はリビングのいすの上に、子ども用は、ハンガーラックのそばに大きめのボックスを置いて、その中に入れるようにしました」。
こんな物はここに!
□毎日使うバッグや脱いだ服 → いすの上、ラック横にボックスを
□子どものおもちゃ → リビングすぐ横の収納棚に
□たたんだ洗濯物 → いすの上のボックスに
STEP 3 ワンアクションで戻せる収納にする
「タンスにハンガーを引っ掛けるだけにしたら、夫が進んで上着を掛けてくれるように。洗濯物はタンスに戻す余裕がなくても、ボックスに入れればよしとしました」。おもちゃは〝一軍〞だけに減らし、浅めのケースにして出し入れしやすく!
こんな収納方法に!
□毎日使うバッグや脱いだ服 → ふたを開け閉めするだけのボックスにポイ!
□子どものおもちゃ → ふたなしの浅いケースに
□たたんだ洗濯物 → ふたつきボックスに放り込むだけ
<After>
帰宅したとき、床に物がない状態が、本当に気持ちいい~♪
片づけできないと諦めていたのに、3週間でこんなにスッキリ! 「みんなが床に物がない快適さを実感して、すぐ元に戻すクセがついたのが効果的でした。私もイライラすることがなくなり、ゆとりを持って過ごせるようになりました」。
リビングの床が広々~♪
行き来しやすく、ストレスなし!
<教えてくれた人>
中山真由美さん
整理収納アドバイザー。元々片づけが苦手だった経験を元にした、相談者目線のアドバイスが好評。20年に独立し、整理収納コンサルティング、講演活動、メディア出演など、精力的に活動中。近著に『散らからない仕組み』(主婦と生活社)がある 。https://rittastanza.com/
参照:『サンキュ!』3月号「『床には物を置かない』を始めてみよう」より。掲載している情報は20年1月現在のものです。写真協力/rinakaさん 構成・文/宮原元美 編集/サンキュ!編集部
『サンキュ!』最新号の詳細はこちら!