片付け下手が「片付け成功3ステップ」を試したら!?実例ビフォアアフター
2020/03/14
床に物を置かないで、いつもスッキリ暮らしたい!そこで、片づけのプロが教える簡単にできる3つのステップを〝片づけ下手さん〞が実際に3週間試してみました。果たして家の中はどうなったのでしょうか!?
<プロフィール>
『サンキュ!』読者 ひーちゃんさん(大分県 42歳)
夫(46歳)、長女(13歳)、長男(6歳)の4人家族/4LDK/一戸建て
服や雑貨があちこちに散らばって、ごちゃごちゃ
リビングは広めなのに、あちこちに物が置きっ放しなので、落ち着かない空間に。「家族に『片づけて~!』と言い続けても、全然やってくれないし、どうしたらいいの~!」。
<Before>
物が散らばっていて、なんか落ち着かな~い!
脱いだ服がそのまま~!
STEP 1 家族の物の置き方、習慣を観察する
どこでも脱ぎっ放し、置きっ放しが日常的に。「リビングや通路にそれぞれの物の置き場所を決めていないのが、バラバラに置いてしまう原因だとあらためて実感!」。
こんな物が置きっ放しに!
□子どものおもちゃや雑貨
□夫や子どもが脱いだ服
□毎日使うバッグ
STEP 2 〝つい置きがちな場所〞に指定席をつくる
テレビ正面にあるソファは、家族がいちばん集まる場所。「テレビ台を移動して、ゲーム機やおもちゃを入れる場所に。すぐ手が届くので、戻しやすくなりました」。上着やバッグは通路に指定席を設置。
こんな物はここに!
□子どものおもちゃや雑貨 → ソファの近くのかごに
□夫や子どもが脱いだ服 → 玄関からの通り道のフックに
□毎日使うバッグ → 玄関からの通り道のフックに
STEP 3 ワンアクションで戻せる収納にする
「上着やバッグは引っ掛けるだけにして、リビングに持ち込まないように。ズボンや靴下は一時かごにまとめて、寝るときに2階へ。おもちゃはかごや紙袋に入るだけの量にしぼり、子ども自身に片づけてもらうようにしました」。
こんな収納方法に!
□子どものおもちゃや雑貨 → 放り込むだけのかごや紙袋に
□夫や子どもが脱いだ服 → フックに掛ける、一時かごに放り込む
□毎日使うバッグ → フックに引っ掛けるだけ
<After>
床に置かないようにしただけで、家族も進んで片づけるように!(喜)
物の指定席を決め、持ち込む量を減らしてとにかく床置きしないように徹底!「掃除がしやすくなって、気持ち的にもスッキリしました!家族も置きっ放しにすることがなくなり、それが
なによりうれしいです」。
マットの上でのびのびできる~!
服の置きっ放しがゼロに!
<教えてくれた人>
中山真由美さん
整理収納アドバイザー。元々片づけが苦手だった経験を元にした、相談者目線のアドバイスが好評。20年に独立し、整理収納コンサルティング、講演活動、メディア出演など、精力的に活動中。近著に『散らからない仕組み』(主婦と生活社)がある 。https://rittastanza.com/
参照:『サンキュ!』3月号「『床には物を置かない』を始めてみよう」より。掲載している情報は20年1月現在のものです。写真協力/ひーちゃんさん 構成・文/宮原元美 編集/サンキュ!編集部
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