片づけられない人必見!片づけで”最初に”すべきではない3つのこと
2022/01/08
さあ片づけよう!と思ったとき、みなさんは何から始めていますか?実は間違ったところから始めてしまうと、とても効率が悪くうまく片づけられません。
そこで片づけ下手さんがやってしまいがちな、片づけで初めにしないほうがいいこと3つを整理収納アドバイザーの中里愛子さんに教えていただきました。
1.家族のものから取りかかる
夫の服や雑貨、お子さんの玩具など「最近使ってないから要らない」「ボロボロだからもう処分」と、勝手に仕分けしていませんか?
自分自身にとって興味がないものは不要と判断しやすく、つい手をつけがちです。しかしものには持ち主にしかわからない思い入れがあります。たとえ家族であっても、勝手に判断してはいけません。
また、家族からしてみればあなた自身の片づけが終わっていないのに、自分の物に口出されては納得がいきません。まず「自分のものの片づけ」を完璧に終わらせましょう。
2.思い出の品から片づける
思い出の品はどんどん増えるので定期的に見直しが必要ですが、最初に手をつけるところではありません。
思い出の品は、要る、要らないの判断がむずかしく時間がかかりやすい。また、途中で思い出に浸ってしまい、中断してしまいがちです。思い出がない生活雑貨などから片づけ始めるほうがスムーズに進めることができます。
3.収納グッズを買う
ものを片づけるとき、カゴや棚などの収納グッズを買いそろえるところから始めていませんか?
片づかない原因は収納グッズが不足しているからではなく、整理できていない場合がほとんどです。不要品を取り除き整えるだけで、すでに持っている収納グッズで間に合うことがあります。前もって収納用品を購入してしまっては、それ自体が不要品になってしまいます。
また、収納グッズは収納するアイテムや数、使用頻度などさまざまなことを考慮して選ぶと効率的な収納環境が整います。収納するものが明確でない時点で最適な収納グッズを選ぶことはできないのです。収納用品を買う前にまず「整理」を終わらせましょう。
片づけを始めるのにおすすめなところは?
片づけは、「ご自身」の「思い入れが少ないもの」を「整理する」ことから始めると成功します。
たとえば、女性なら使わなくなった化粧品や服飾雑貨などの小物類。キッチンの使っていない調理器具、洗剤などから始めてみるのもおすすめですよ。
■執筆/中里愛子…介護福祉士として働く中で、多くの人が片づけや掃除に悩んでいることを知り、家事代行会社に転職。その後、2019年に「片付けサポートおうちPLUS」を起業。現在は、整理収納アドバイザーとクリンネストの資格を活かし、片づけサポートのほか、資格認定講師としても活動。インスタグラムはouchi_plus
編集:サンキュ!編集部