50代で物を半分に減らしたらこの先の不安まですっきり解消!シングルマザーの片付けヒストリー

2022/04/01

片づけが大の苦手で、探し物もめちゃめちゃしていました。でも家中をリセットして物を半分に減らしたら、家が見違えるほど快適に!ふすまを活用した、ひと目でわかるシンプルな収納方法を教えてもらいました。

<教えてくれた人>
しょーこさん(京都府 54歳)
娘(20歳)と2人暮らし。インスタを発信しながら、デジタルブック『しょ~こジャーナル』を発行。ワークショップも開催している。Instagram @shosworks

◎HOUSE DATA◎
3DK・55平米/築26年/賃貸マンション

部屋が片づくに連れてこの先の不安まですっきり解消されました

「私は片づけが大の苦手で、探し物もめちゃめちゃするタイプ(笑)。子どものプリントはなくしたのか捨てたのかもわからず、洋服も靴下も着たい物がいつも行方不明。でも、そういう性格だし、仕事がいちばんだから仕方ないってあきらめていたんです」と、子育て時代を振り返るしょーこさん。コロナ禍で仕事がストップしたのを機に、家中をリセットする片づけに取り組んだら、10年以上住んでいた家が見違えるほど快適に。探し物がなくなるどころか、日々の暮らしに満たされて将来の不安まで解消されたそうです。

押し入れのふすまをはずせば、出かける前に探し物でバタバタしない!

■パッと持ち出してダイニングテーブルで使う

【メイク・ネイル道具】
自室の押し入れ上段は使いやすい高さだから身支度アイテムの収納に最適。メイク道具はポーチに、ネイルの道具は缶にひとまとめ。

浅い引き出しが選びやすい

【靴下】
以前はたくさんの靴下を深い引き出しに入れていつもまさぐっていたけれど、春夏と秋冬各5足にしたら着替えがスムーズに!

今着る服は押し入れの外に出したら何があるかわかって、選ぶのに迷わない!

【オンシーズンの服】
自分は服をたためない人だと気づいたから、思い切って半量に減らし、今着る服はラックに掛けることに。ニット、パジャマ、下着だけ引き出しへ。

【ニット・パジャマ・下着】

財布とエコバッグはかばんに入れっぱ

【かばん】
ふだんはいつも同じかばんを使うので、中身を出すとかよけいなことはしません!押し入れの身支度コーナーが定位置です。

1カ所にまとめたら衣替えが苦じゃない

【オフシーズンの服】
以前は着る服、着ない服が混在していたけれど、オフシーズンの服は別管理にしたほうが、毎日の着替えはラク。1カ所なら管理できます。

50代からでも遅くない!

元ダメ・しょーこさんの片づけHistory

【29歳】マイホームを買うためにヤクルトレディをしてお金を貯める
理想の家を建て、インテリアに熱中する日々を送る。その後、「好き」が高じてインテリア誌のライターに転身も。

【40歳】離婚してシングルマザーに。3人の子を育て上げるために必死
マイホームは競売にかけられ、子どもを連れて現在のマンションに引っ越し。生活のために仕事を増やし多忙に。

【49歳】上の子たちが独立。娘と2人暮らしへ
片づけが大の苦手だったため、空いた部屋に物が増える一方。

【転機!52歳】コロナ禍で仕事がストップ。逆境を利用し、片づけを始める
生活が不安になり引っ越しを考えるも断念。しかし、時間があったので「引っ越したつもりになって、片づけてみよう」と、すべての持ち物の全出しや、家具の配置換えを始める。

【54歳】片づけの様子をアップしていたらインスタのフォロワーが7万人に
共感の反応がうれしくて、さらに片づけが進む好循環に。デジタルブックの発行、ワークショップの開催など、次々にやりたいことが実現!

3人分の思い出は天袋に入るだけに

減らすのがいちばんつらく泣きながら選別したのが子どもたちの写真。しばらくはゴミ袋に入れてよけておき、気がすむのを待ちました。

参照:『サンキュ!』2022年4月号「物を探さない家」より。掲載している情報は2022年2月現在のものです。撮影/上原朋也 構成/竹下美穂子 取材・文/宇野津暢子 編集/サンキュ!編集部

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