<アンケート調査>家時間が増えて散らかったものどうしてる?片付け方法は?
2020/07/24
外出自粛期間中に発生した"また部屋に物が増えた問題"について、編集部が全国の読者(※)にアンケートを実施し、ランキング化しました。まとめて解消するアイデアとグッズを紹介します!
<教えてくれた人>
中山真由美さん
整理収納アドバイザー。Ritta Stanza代表。片づけ業界の先駆者として、講師活動、監修など幅広く活躍。テレビやラジオにも出演し、2000件以上の片づけの悩みを解決。
家時間が長くなった今は、持ち物を見直すチャンス。1年以上使っていない物はなるべく手放し、残した物には定位置を用意しましょう。
1位 子どもの学習グッズ
「宿題が多くて子どもが管理できず、親が毎回しまう羽目に」「タブレット学習の充電器が邪魔」。
プリントは2段階に分けておく。在宅学習には移動式ワゴンもおすすめ
【プリント類】
宿題などのプリントは2段階に分けておくと、子どもが管理できるように。100円ショップの立てて使えるファイルボックスでの管理がラク。
(1)教科ごとに分ける(算数、国語など)。
(2)さらに課題が終わった、終わらないで分ける。
(3)終わったプリントはクリアーファイルに入れ、ファイルボックスに立てて収納。終わっていないプリントは「終わらないボックス」に入れる。
【在宅学習グッズ】
子ども部屋があってもリビングや食卓で勉強する場合には、3段式キャスターワゴンなど移動型の収納を専用の入れ物として用意。リビングでも自分の部屋でも使えて散らかる心配もなし!
●サンキュ!アンバサダー 海老原葉月さん
長期休みの宿題は、本棚に書類ケースを設置してしまうようにしています。
2位 食品、お菓子、お酒
「お取り寄せした食べ物が増えた」「夫が在宅仕事の合間にお菓子を食べてゴミをそのままに」。
片づけの方法より、「本当に食べる?飲む?」を家族で話し合ってみよう
しまう場所や出たゴミで悩むより、買う前に家族と話してみて。「さすがに消費しきれないかも」と自然とお菓子やお酒の量が減りますよ。
3位 トレーニンググッズ
「フィットネスバイクが部屋の中央にデンとある」「ヨガマットを買ったがリビングに置きっ放し」。
狭くても「家族ジムコーナー」をつくれば出しっ放しOKに
家族で使う物だし、どこに置くのかをみんなで決めましょう。その場所をジムコーナーにすれば、使ったあとも片づけ不要。
4位 マスクなど新型コロナウイルス対策グッズ
「アルコールスプレーが常にテーブルに出しっ放し」「使いかけのマスクがそこら中に落ちてる!」。
ほかの物と交ぜず「対策セット」置き場をつくる
使用頻度が高いウイルス対策グッズは、救急箱や日用品とは交ぜず、マスクやアルコールスプレー専用のボックスをつくって管理しましょう。
【使用前のマスク・アルコールスプレーなど】
箱を用意してひとまとめにし、家族がすぐわかる場所に置く。
【使用済みマスク(布)】
専用のカゴを用意し、はずしたらそこに入れるルールに。衣類とは別にして、早めに洗濯を。
●サンキュ!アンバサダー 中島愛さん
洗面所に使用済みマスク入れ、階段下収納に清潔なマスク入れを設置しました!
5位 仕事用のデジタルグッズ
「パソコンだけでなく、仕事用スマホ、ヘッドセット、パソコン角度調整台、充電器など周辺機器まで。夫婦2人分だから大量!」。
ボックスを用意してフリーアドレスのオフィス風に管理
専用スペースがつくれない場合は、仕事専用のボックスを用意。終了したらそこにしまえば、気持ちもスッキリ切り替えられますよ。
●サンキュ!アンバサダー Ksanさん
リビングテーブルの端を無印良品のブックエンドで囲って、専用の置き場に。
※サンキュ!アンバサダーへのアンケートより(2020年5月実施 n=40)
参照:『サンキュ!』2020年8月号「片づけは考えなければうまくいく」より。掲載している情報は2020年6月現在のものです。取材・文/杉澤美幸 編集/サンキュ!編集部
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