パート代は年90万じゃ意味なし!?専業主婦になっても赤字にならなかった5つの理由
2021/08/03
めんどくさがりなゆるミニマリスト、サンキュ!STYLEライターのみくです。
私は結婚してから約5年間、パートタイムで働いていました。扶養の範囲内で働きたかったこともあり、年間80〜90万円程度の収入でした。
その後、妊娠を機に退職することに。それまでも家計はカツカツというほどではありませんでしたが、年90万円の収入がなくなればもしかすると赤字になってしまうのでは、と心配もありました。
しかし結果的には、収支のバランスは以前と大きく変わらずに過ごせています。退職したこと以外にもいくつか環境の変化があったため一概にはいえませんが、退職に関する要因として考えられるものを5つ、お話ししたいと思います。
1.交通費や駐車場代がかからなくなった
これは会社にもよりますが、以前の会社は交通費や駐車代が支給されませんでした。節約と運動を兼ねて自転車通勤していた時期もありましたが、真夏や真冬は辛くなり途中からほぼ車通勤に。
1日あたりは数百円でも、ガソリン代も含めると高い時には月に1万近くかかることもありました。それ以上に収入があったとはいえ、この出費がなくなったことはかなり大きかったです。
2.昼食代の節約
基本的にお昼すぎからの出勤が多かったので頻度は高くないですが、お昼ごはんをコンビニで済ませることも何度かありました。お弁当を持参するかすべて外食に頼るかで、人によってかなり出費に差が出るところです。
3.仕事用の服や靴が必要なくなった
スーツやブラウスなどキレイめな服装で働く職場でした。大体は手持ちの服で対応することができましたが、ストッキングや仕事用の靴など買い足したものもあります。
現在は仕事用に使えるかを考えることなく好きなものだけ持つことができるので、気持ちの面でも楽になりました。
4.美容院や化粧品にかけるお金の変化
仕事をしていた頃は当たり前のように定期的に美容院で髪を染めていましたが、妊娠をきっかけにカラーをしなくなりました。
その後退職し人に会う機会も減り、カラーに何千円も使うのがもったいないと感じるようになりました。もちろんそれに対する価値観は人それぞれですし、私もまた色を変えたくなることもあるかもしれません。ただ今のところは、髪を染めるタイミングを気にすることもなく快適に過ごせています。
また、私の場合化粧をする頻度もかなり減り、化粧品にかかる金額も減りました。
5.趣味のものにお金を使うハードルが上がった
案外大きいかもしれないと思うのがこの要因です。少ない額だとしても「自分で稼いだお金」の方が、趣味のものを買ったりカフェに行ったりするハードルは今よりも低かったように思います。
ただ、自由に使えるお金が減ったとはいえ、「我慢していてつらい」などのマイナスな気持ちはあまり感じていません。むしろ手軽に買いにくくなったことで、本当に必要な買い物かどうかをより考えるようになり、良い意味でのブレーキになっていると感じます。
以上のように、仕事を辞めたことで減った支出も意外と多くありました。それと同時に、無駄遣いしている意識はなくても、節約しようと思えばできることはまだまだあったことに気がつくこともできました。
出費も節約も、数百円・数十円の積み重ねです。収支のバランスがうまくいっていないと感じる方は、今一度見直してみてはいかがでしょうか。
□記事を書いたのは・・・みく
元々は捨てられない性格の、めんどくさがりな1児のママ。
妊娠と引越しをきっかけに物を減らしはじめ、すっきりした暮らしの快適さに目覚めたゆるミニマリスト。
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。