販売台帳に記入する日本人女性

年収300万円台でも貯めてる人の共通点!「家計防衛費」超・超基本のQ&A

2022/04/27

貯蓄や予算を狂わせる急な出費に備えるためのお金、それが家計防衛費! 年収300万円台でもしっかり貯めている人は、みんな「家計防衛費」を積み立てていた! そこでこの記事では貯め賢者3人に、家計防衛費の管理の仕方や貯め方、備えておいてよかった費用までをがっつり教えてもらいました。

<教えてくれた貯め賢者3人衆>
■Oさん(北海道 37歳)以下、(O)
夫(38歳)、長男(9歳)、二男(7歳)、長女(5歳)の5人家族。好きな食べ物は焼き肉。

◎Money data◎
世帯年収 約350万円
世帯月収 約29万円
月貯蓄額 6万5000円
年貯蓄額 78万円

■Lさん
(千葉県 48歳)以下、(L)
長男(15歳)と2人家族。1000万円貯めた人としてたびたび『サンキュ!』に登場。好きな食べ物はケーキ。

◎Money data◎
世帯年収 約324万円
世帯月収 約27万円
月貯蓄額 11万2500円
年貯蓄額 135万円

■OTさん(島根県 35歳)以下、(OT)
夫(37歳)、長女(13歳)、二女(10歳)、長男(6歳)、二男(1歳)の6人家族。好きな食べ物はシュークリーム。

◎Money data◎
世帯年収 約360万円
世帯月収 約30万円
月貯蓄額 13万5000円
年貯蓄額 162万円

Q 家計防衛費をどうやって管理しているの?

Oさん→100均のポーチ

毎月4万4000円ずつ入れます。

Lさん→100均の蛇腹ケース

蛇腹ケースを愛用。毎月2万円を予算別に分けて保管

OTさん→口座に入れっ放し

触らないのが使わないコツ。必要なときに必要な金額だけ出します。

Q  生活費がたりなくて家計防衛費が貯められません

食品や日用品は同じ店で同じ物を買えば、予算オーバーはしません。

家計防衛費は、結局使うお金なので、ないものとして考え余った予算でやりくりするようにしています。決まった店で定番品を買うと予算がくずれないし、スーパーをはしごして特売品を買いすぎ食材を腐らせる失敗もなくなりました。(OT)

Q どうしても欲しい物ができたとき、どうしていますか?

どうしても欲しい物があったら、ただ我慢するのではなく、お小遣いを増やす方法を考えます。たとえば最近私は、歩くだけでポイントがたまる「トリマ」を始めました。

「トリマ」とは、移動した距離や歩数に応じてポイントがたまるアプリです。「1カ月に200円分くらい貯まるので、ささやかですがお小遣いのたしになります」(L)

Q 備えておいてよかったと思えた、意外な家計防衛費はありますか?

●ビール積み立て

大好きなビールを箱買いしても食費にダメージゼロ。

【100円×24本】
1本飲むたびに100円貯金し、貯まったお金を次に買うときの資金にしました。こうすれば箱買いも痛くありませんよ!(O)

「ビール1本飲むたび貯金」は、冷蔵庫の横の集金袋にIN。

●七五三積み立て

数万円の出費分も1年以上の時間をかければ、ノーストレスで貯められる。

【3000円×20カ月】
写真代2万5000円、お宮参り代5000円、計3万円必要な七五三も、子ども1人当たり月1500円貯めておけば楽勝で貯まりましたよ(O)

細かい裏技【小銭が出たらその都度貯める】
10円、100円など、硬貨の種類ごとに分けて貯金箱に入れ、急に必要な写真代用に。これも小さな家計防衛費(O)
※小銭の両替には手数料がかかることがあります。

参照:『サンキュ!』2022年5月号「年収300万円台で貯めている人に聞いてきました!」より。掲載している情報は2022年3月現在のものです。取材・文/渡辺ゆき 編集/サンキュ!編集部

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