年100万円貯蓄するために、アレもコレもしなくてはいけない?
共働きじゃなくても年100万円貯蓄を続けているさくのんさんに、最も重視しているものを教えてもらいました。

貯まらない時期に足りなかったもの
散財しているわけではないのに、なかなか貯まらない時期がありました。
その原因は、結婚式などの冠婚葬祭、旅行費、誕生日、固定資産税、衣替えの時期の被服費…。
毎月はかからないけれど、年に数回かかるもののせいで毎月の支出が安定せず、家計管理が面倒になってしまい、貯金もできているのかいないのか、把握できない事態に陥っていました。
そこで、年に数回かかるものを、特別費としてしっかり予算を組み、毎月積み立てることにしました。
固定費以外のものは、特別費から捻出します。
すると、今まで毎月変動していて複雑だった家計管理がシンプルになり、貯金できる額が見える化し、貯まる家計へと変化したのです。
特別費を長期的に計画すれば無理なく貯まる
1番重視したいのは、「特別費を計画すること」です。
1年間の大きな支出を計画することはもちろん、5年、10年先の支出を計画することがとても大切です。
あと何年間働けて、何年後に子どもが受験をして、進学をして…というのを書きだしてみるといいかもしれません。
例えば、車を買い替えるときも、5年ほど前に計画をして、車の買い替え費として少しずつ貯金しておきます。そのおかげでローンを組まなくても、家計に影響を与えることなく、現金で車を買い替えることもできます。
つみたてNISAなどもやっていますが、何十年も先の未来のために計画を立て、コツコツ貯金するのは夢があって楽しいですよ。
■執筆/さくのんさん…コロナ禍で食費の大幅削減に成功し、食費2万円台をキープする節約主婦。家計管理術や、コストコの押し商品などをレポートするインスタグラムが人気。インスタグラムは@sakunon_s_life。
編集/サンキュ!編集部