年貯蓄100万円!「まだそんな古い車に乗ってるの?」と言われても気にしない!わが家の優先順位ポイント
2022/07/25
自分のためのお金を十分に確保すればストレスなく貯められる!息抜きのカフェやネイルにお金を使っても年100万円貯めています。優先させるポイントと低優先ポイントをはっきりさせる、秘訣を教えてもらいました。
<教えてくれた人>
サンキュ!STYLEライター Mさん(広島県 32歳)
夫(52歳)、長女(11歳)、長男(10歳)、二女(5歳)の5人家族。結婚12年目。住まいは3LDKの賃貸アパート。
◎Total Money Data◎
夫月収(手取り) 35万円
妻月収(手取り) 13万円
夫年収(手取り) 420万円
妻年収(手取り) 156万円
月貯蓄額 約12万3000円
年貯蓄額 約100万円
総貯蓄額 790万円
ストレスなく貯めたいから「自分のためのお金」こそ十分に確保する
【月3万円】
家事や仕事を頑張るためにも自分への投資は必要。小遣いは多めに確保し、一人時間を楽しんだり気持ちを上げることに使います。
家で中途半端に息抜きするよりカフェで本気で休む
家は生活感があって心から落ち着くことができないので、「リラックスしたいときは外」と割り切ることに。カフェで1~2時間、読書しながら一人時間を満喫しています。
デパコスをそろえるより24時間満たしてくれるネイルはコスパ大
手先は家事中も仕事中も目につくので、きれいなネイルはやる気を持続させる大切なアイテム。「自分の気分を上げるために、1カ月半ごとにデザインを変えて楽しんでいます」。
子どもと感動をシェアしたい漫画は積極的に買う
スマホアプリで無料の漫画を読むこともあるけど、心が動かされ、子どもたちにも読んでほしいと思う作品は紙の本を購入。「親子で、感想を言い合うのも貴重な時間です」。
既製品の雑貨もいいけど花のワークショップで手作りすれば、暮らしも心も潤う
定期的に近所のワークショップに参加して、季節の花のリースを手作り。参加者同士でおすすめの店や物の情報交換をしたり、おしゃべりで気分転換するのも目的の一つです。
値段であきらめず、「本当に着るか」を基準に服を買う
服は、安くても着なければ意味がないので、値段ではなく「いつ着るか」「手持ちと合わせられるか」を基準に購入。「高くても安くても必要な物だけ買うようにしたら、被服代が減りました」。
子どもにも"自分軸"を持ってほしいから小4から小遣い制にしています
【月2000円】
以前は、欲しい物があるたびにねだられていたけど、本当に必要か考えてもらうために小遣い制をスタート。「ネットで欲しい物を見つけたときは、お金を受け取り、親が代わりに決済しています」。
長女がネットやメルカリで見比べて、最安値でゲットしたおもちゃ。
全部にお金はかけられないから「わが家の低優先ポイント」を見つける
本当に大事なことにお金を使いたいからこそ、見えを張ったり他人と比べることなく、割り切れる部分は低予算ですませます。
正常に動けばOKと割り切り、家電は中古
家族全員「家電は使えれば中古で十分派」なので、リサイクルショップで買ったり知人から譲ってもらったりして出費を抑えています。「水回りの家電は、新品を購入します」。
今は、子どもがやんちゃだから家は賃貸
家は、子どもたちが小さい間はのびのび過ごしてほしい分、汚す可能性もあるので賃貸と割り切り。「固定費を下げるために、駅から少し遠くても相場より安い家を選びました」。
移動するための道具だから、車も中古
今の車は40万円で購入した中古車。毎日乗るわけではないし、夫婦ともに車にこだわりがないので、まわりから「まだそんな古い車に乗ってるの?」と言われても気にしません。
マイホーム購入に向けて妻収入を上げるために勉強しています
2年後、下の子が小学校に入学するタイミングでマイホームを購入するのが目標。Webライターとしてのキャリアアップも兼ねて、住宅ローンや資産運用の勉強が日課です。
参照:『サンキュ!』2022年8月号「使っても貯まる人の貯め方」より。掲載している情報は2022年6月現在のものです。撮影/林ひろし 構成/出下真紀 取材・文/秋山由紀 編集/サンキュ!編集部