【40代シングル・子ども15歳】老後資金の目標は6000万円!豊かな老後のためにやっていること
2022/08/31
40代のシングル家計、老後資金はどうしているの?15歳の子どもの独立後を想定して、今から老後に向けて準備を始めています。高コスパな物だけ買う&知識を身につけて投資にもチャレンジ!やりくりの秘訣を教えてもらいました。
<教えてくれた人>
『サンキュ!』読者 Mさん(福岡県 42歳)
長男(15歳)と2人家族。小売業の正社員。住まいは賃貸マンション。年150万~200万円ペースの貯蓄を続け、独身時代からの貯蓄を含めて5000万円超の資産に。
◎MONEY DATA◎
月収(手取り)(子どもの養育費含む) 33万円
年収(手取り) 474万円
月貯蓄額 10万円
年貯蓄額 約200万円
総貯蓄額 約5000万円
子どもが独立したあとの生活を想定して、老後資金を手厚くしています
フルタイムの正社員で、2人暮らしの家計を支えているMさん。「正社員であることで厚生年金と企業型DCが利用できるので、老後の備えとして大きなメリット。さらに、昨年からつみたてNISAも始め、老後資金を手厚くしました」。子どもが就職したら、時間にゆとりがある働き方に変えて、住宅も購入してのんびり暮らしたいと考えているので、今から老後に向けて準備を始めています。
1カ月の家計表
月収(手取り) 33万円
先取り貯蓄(つみたてNISA、投資信託含む)10万円
住居費 9万円
水道・光熱費 1万円
通信費 3000円
車関連費 1万円
生命保険料 5000円
子ども費 4万5000円
食費 3万5000円
日用品費 5000円
レジャー費 5000円
医療費 2000円
小遣い 1万円
うち費 1万円
★教育資金は、児童手当+養育費(月5万円)の積み立てで確保
老後資金の備え
【目標額は6000万円(総貯蓄)】
●企業型DC(確定拠出年金) 月2万7000円
●つみたてNISA 月3万3333円
つみたてNISAは20年継続する予定。「その他、毎月積み立てている投資信託も老後資金の一部になるかも」。
豊かな老後のためにやっていること
●「うち費」を設けて、高コスパな物だけ買う
1年保証付きの高級フライパンなど、コスパがいい物を見極めてうち費予算で購入。「満足度の高い物に囲まれて暮らすことで、気持ちも豊かになります」。
●老後も食事を楽しみたいから、今のうちから"歯に投資"する
「年をとっても自分の歯でおいしく食べられるよう、定期的に歯科に通院。最近、歯列矯正も始めました。早めのケアが大事だなと思います」。
●知識を身につけて、投資にもチャレンジ
お金に関する本を月1冊ずつ読んで勉強を。「メリットとリスクをしっかり調べたうえで、投資信託を選んでいます。評価が下がっても一喜一憂せず、長い目でみて投資する予定」。
参照:『サンキュ!』2022年9月号「老後に困らないやりくり達人」より。掲載している情報は2022年7月現在のものです。撮影/川原﨑宣喜、キムアルム、一部ご本人の自撮り 構成・文/宮原元美 編集/サンキュ!編集部