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黒字家計の人が続けている習慣とは!?アンケート調査で8割が「やっている」と回答

2022/09/29

生活情報誌『サンキュ!』が、20~40代の既婚女性約300人に家計簿に関する調査を実施(2022年5月実施)したところ家計管理のために家計簿をつける家庭は約8割で、家計簿をつける家庭ほど家計管理がうまくいっていることがわかりました。

また、家計管理のデジタル化が進むなか、紙の家計簿へのニーズはなくならず、約半数がつかっており、紙の家計簿使用者のほうが貯蓄満足度が高いという結果に。

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今どきの家計簿事情

・家計簿をつけている家庭は約8割。家計簿をつけている家庭ほど、黒字率が高い。
・紙家計簿派は約3割。デジタル家計簿派は約5割、紙とデジタルの併用派は約2割。 
・紙家計簿活用派は貯蓄額に満足している傾向。

家計簿をつけている家庭は約8割。5割が紙の家計簿を活用

家計簿をつけている人は、不定期記入も含め78%で、前年より15ポイント増。背景に物価上昇や、収入不安などが考えられるそう。

紙家計簿派は約3割で、デジタル家計簿派約5割、併用派約2割。デジタル時代でも、併用派を含めると5割が紙の家計簿を活用。紙派はノートや日記記入10%を含む。デジタル家計簿は、自作エクセル20%を含む。

若い世代の6割はデジタル家計簿。40代は紙家計簿

40代は紙のみ活用の割合が他の世代より多い。30代はデジタルのみが多いが、紙・デジタル併用派も27%と紙家計簿活用は、併用派とあわせると過半数超に。

家計簿をつけている家庭ほど、黒字率が高い

家計簿をつけている家庭は、「いつも黒字」と回答しているのが約47%。家計簿をつけていない家庭は、「いつも黒字」は約34%で、黒字率は家計簿をつけているほうが高い。「いつも赤字」の家庭は、家計簿をつけていないという回答の方が約4ポイント高い。

紙の家計簿活用派のほうが貯蓄満足度が高い

貯蓄満足度が高いのは、紙のみ約30%、紙とデジタル併用約約27%、デジタルのみ約33%。貯蓄額に満足していないのはデジタル派の方が多く、紙の家計簿活用派のほうが満足度が高い。貯蓄ができてない層は、家計簿をつけてないと回答している人が約32%と相対的に高い。

コロナ禍で進んだ書く需要。 紙の家計簿の活用はやりくりのモチベーションUPに

サンキュ!編集長の山本沙織さんによると、「コロナ禍で、日記や家計簿など書くという行動が増えている印象です。書くこという言葉は引っ掻くが由来とされていますが、数字を心に刻み痕をつける役割を果たしてるのではないかと分析しています。最近はデジタルとの併用派も多く、住居費など固定費の把握やライフプランはデジタルで、食費など毎日のやりくり費は、紙家計簿でというパターンで使い分けています。併用派も含め紙の家計簿を活用するほうが、無駄な支出や家計の弱点を記憶し、やりくりへのモチベーションが上がるようです」。

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