貯め活の最新トレンド!FPを目指して勉強中の主婦、増えてます

2023/10/15

貯め活に励むため、お金の勉強を始める人が急増中。特に、ファイナンシャル・プランナー(FP)の資格取得を目指す人が目立ちます。今なぜFPなのか?どう役立つのか?気になる疑問を緊急取材!

今すぐできる素敵なくらしのアイデアを毎日発信中。お金の貯め方から、時短掃除、洗濯、料理作りなどの家事の知恵、...

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Q 今、お金について勉強している?

YES 42.5%
NO 57.5%

Q FPの資格を取得した、または取得に向けて勉強している?

YES 33.6%
NO 66.4%

※『サンキュ!』モニターアンケートより(23年6月実施。回答者数280人)

お金について勉強中の3人に1人がFP資格を所有&取得を目指している!

FPの資格が仕事で必要という人はごく少数。家計防衛や貯蓄アップなど、わが家の家計に役立てるために資格を取る人が増えています!

『サンキュ!』読者 くりさん(大阪府 43歳)

ピギー銀行、カルキュレーター
BrianAJackson/gettyimages

夫(45歳)、長女(18歳)、長男(17歳)。仕事は週3~4日の調剤事務のパート。医療事務や調剤事務、登録販売者、ライフプラン・アドバイザーなど多くの資格を所有。

◎FP資格 取得時期
3級取得…16年
2級取得…17年

◎費用
3級…約1万2000円
2級…約1万6000円

教科書や問題集、受験料などのトータル額。なるべくお金をかけずに合格することを意識。

Q なぜ取得したの?

節約の次は“節税”が重要と感じたから。
赤字家計の改善を頑張った結果、3年で貯蓄額が10倍になった、くりさん。「節約の次は節税だ」と思い、お金の知識を得るためにFP資格を取得。「2級は3級の深掘りと感じ、勉強内容を忘れないうちにと翌年受験しました」。

Q どう勉強した?

電車1本分のすき間時間を活用。
通勤時間はもちろん、電車を1本早めて会社で10分、電車を1本見送って駅で10分という具合に、意識的にすき間時間をつくって勉強。「試験前は無料で使えるネットの過去問出題サイトをひたすら繰り返しました」。

Q どう役立ってる?

投資やふるさと納税などの貯め活に挑戦中!
投資を始め、元手の300万円が6年で400万円に!ふるさと納税も取り入れ、去年は米を130kgゲット。米代が半減し、食費も助かっているそう。「お金の知識は一生物。こんな実践的な資格はないですよ!」。

『サンキュ!』読者 あやさん(滋賀県 36歳)

コワーキングスペースで学ぶアジア人女性の手
mapo/gettyimages

夫(39歳)、長男(9歳)、二男(7歳)、三男(5歳)。仕事は週5日の農業のパート。FP以外に保育士の資格も所有。

◎FP資格 取得時期
3級取得…17年
2級取得…18年

◎費用
3級…約1万3000円
2級…約1万6000円

費用は上下巻の参考書、問題集、受験料など。自分の小遣いと独身時代の貯畜から捻出。

Q なぜ取得したの?

物価が上がり続ける中、預金だけではダメだと思った。
「住宅購入の際、定期預金を解約したら利息のあまりの少なさにショック!物価が年々上がる中、預金だけではたりないと痛感しました」。稼いだ大事なお金を投資に回すには国の制度や株式の見方を学ぶ必要があると思い、FP資格取得の勉強をすることに。

Q どう勉強した?

まず5年分の過去問を解くことからスタート。
当時は末っ子が0歳。寝かしつけ後の3時間を勉強にあてたものの、夜泣きなどで苦戦し、ぶ厚い参考書を最初から読むのでは間に合わないと判断。「まず過去問を解き、間違えた部分を参考書で確認するようにしたら、効率良く頭に入れることができました」。

Q どう役立ってる?

つみたてNISAや株式投資を始めることができた!
怖さを感じていた投資も、仕組みを理解することで不安が解消され、つみたてNISAや株式投資に挑戦。また、夫が独身時代に入っていた保険で、今は不要と感じたものを解約しました。「FP資格は大切なお金を守り、育てるための一生物の武器だと思います」。

『サンキュ!』読者 さつんさん(神奈川県 42歳)

Igor Kutyaev/gettyimages

夫(47歳)、長男(9歳)。仕事は企画事務でフルタイムの正社員。13年にFP3級を取得。取得費用の約1万円は自己投資としてボーナスから捻出。

Q なぜ取得したの?

将来のマネー計画を立てるために勉強しようと思った。
結婚3年目のとき、「子どもが欲しいし、将来のマネー計画も立てたい。でも専門家に聞くのはハードルが高いし、知識がないとカモにされそう」と躊躇。「まずは自分でお金の勉強をしてみよう」と資格取得を目指すことに。

Q どう役立ってる?

子どもの学費準備や家族の税金対策ができた!
「学費準備=学資保険」だけでなく、投資機能のある保険や外貨建て保険などにも目が向くように。また、学んだ知識を活かし、祖父の家の相続税評価額の減額に備えることで、祖父が亡くなった際の税金対策に役立てました。

『サンキュ!』読者 まー母さん(大阪府 41歳)

テーブルの上の日本の通帳と電卓
takasuu/gettyimages

夫(53歳)、長男(3歳)。仕事は事務職で時短勤務の派遣社員。12年にFP3級を取得。取得費用の約1万円は生活費からやりくり。24年にFP2級を受験予定。

Q なぜ取得したの?

年収が半減した際、お金の知識の必要性を感じたから。
自分が正社員から契約社員になった際、年収が半分以下になって貯蓄できなくなり、お金に対する知識が欲しくて挑戦。「通勤時間に対策本を読み、土日に過去問を解いて、間違えた問題は寝る前に復習して記憶しました」。

Q どう役立ってる?

家の購入に対し、漠然とした不安がなくなった!
税金や保険、不動産売買などの知識がつき、家の購入に対する不安が減少。「相続税対策や生前贈与など、終活についても母と話ができるように。いつか実家を売却するときに備え、母の服や物の片づけも進めています」。

参照:『サンキュ!』2023年10月号「年間10万ポイントも夢じゃない『ポイ活』最前線」より。掲載している情報は2023年8月現在のものです。撮影/西﨑博哉(MOUSTACHE)〔背景〕、林ひろし〔くりさん、あやさん〕 構成・文/鹿島由紀子 編集/サンキュ!編集部

 
 

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