元海上保安官がおすすめする4つの【0円防犯対策】
2024/01/18
広島県在住の元海上保安官で2児の母。夫の年収548万円で年間300万円以上貯めているサンキュ!STYLEライターの川崎みさです。
海上保安官は、特別司法警察員として「逮捕権」を有しているため、犯罪に関すること、法令、法律に則った罰則などもしっかりと学んでいます。わたしも海上保安官として勤務していた頃、過去に起きた実例を元に知識を深める中で、事件を未然に防ぐ防犯対策の大切さを実感しました。
日常の何気ない行動が、自分を、子ども達を、家族を守ることに繋がっていると、多くの方に知ってもらいたいと思っています。
外出中のトイレは子ども一人で行かせない
子どもがスーパーや公園のトイレを利用する時は、ちょっと面倒ですが必ず大人が一緒に行くようにしています。
トイレから、親のいるところまでの往復間をこどもをひとりで行動させるのも心配ですが、「トイレ」という半個室のスペースそのものがやっぱり怖い。
子どもが男の子であっても、女の子であっても、外出中にひとりでトイレには行かせないようにしています。
学生の頃はちょっと面倒に感じていた「連れション文化」も、実は自分の身を守るための合理的な行動の一つなのだと、犯罪に関わる勉強をして初めて知りました。
元気よく挨拶をする
近所を散歩している時、毎朝徒歩で登園するときにすれ違う方には「おはようございます」と挨拶をしています。
やっていることはただの「挨拶」なのですが、『この地域で悪いことをしよう』と思っている人には効果抜群の防犯対策になっています。
犯罪者は、顏や行動している時間帯を人に覚えられたくないので声をかけられるのを非常に嫌がります。
「見たことの無い顏だな」と思ったら、「こんにちは」「今日も寒いですね」など、声をかけるようにしています。
昨今、見知らぬ子どもに声をかけると「声かけ事案」として通報されてしまいますが、大人に対してなら「ただの挨拶」なので大丈夫です。
家の周りに落ちているゴミは拾う
ゴミや落書き、生え放題の雑草が茂っていると「管理されていない場所」だと、犯罪者からは認識されてしまいます。
自分の住む場所を、犯罪者にとって居心地の良い場所にしないためにも、家の周りにゴミが落ちていたら拾う、雑草は適宜刈り取るなどの手入れを心がけています。
玄関のチェーンロックは毎回かける
簡単には外側から開けられないチェーンロックも、たった3秒ほどの手間ですが防犯には効果的です。
侵入に手間取るので、諦めてもらう手段としてだけでなく、ドアをソーっと開けても鳴ってしまうチャリチャリという音には、許されざる者の侵入に対する絶大な「拒絶感」があります。
今、家にあるものを使ってより防犯機能を高めるなら、ぜひ使うべき設備だとわたしは思っています。
◆この記事を書いたのは・・・川崎みさ
元海上保安官で2児のママ。貯蓄術や時短術で家族の笑顔が増えるライフスタイルを模索中!
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