修繕費積み立ててる?家を買ったあとにするべきこと

2018/04/19

2年前、都内に一戸建てマイホームを建てたサンキュ!ブロガーのInoue Rieさん(36歳)。Inoueさんは家を建てたあとも、日々の生活のなかで将来を見据えた数々の工夫をしているのだそう。編集部が直撃しました。

修繕費を考える

一戸建てでも油断しない。月15,000円、修繕費を積み立て

マンションと違って管理費はかからない分、将来の修繕費用を積み立て。「10年~15年後には壁や屋根、給湯器などの修繕がかかりそう。その頃には教育費も増えるので、今から別立てで用意しています」

買い物の量を減らす

本当に欲しいものだけ買うと決めたら出費減

家具や家電は、ほぼ以前使っていたものを利用中。「夫と話し合って、家具は本当に気に入ったものが見つかるまで買わないことに。これだと思うものと出会えたときに予算がないと困るので、貯蓄としてとっておきます」

返済計画を見直す

月1回だけ時間をつくって家計を点検する

家計はエクセルで月別・年別で管理。「新居で増えたのが電気代! 1年間住んで統計が取れたので、これから電力会社の乗り換えを検討します。ネットはプロバイダ代が上がったので、スマホのプランを見直して削減」

住宅ローン減税があるうちは、繰り上げ返済しない

当面は、頭金で減ってしまった貯蓄の回復を優先。「繰り上げ返済用として月2万8000円を貯めていますが、減税が使える間は貯めておく予定。減税が終わる年にドンと繰り上げして、返済期間を縮めるつもりです」

コミュニケーションを積極的にとる

なんでも話し合うことで、返済計画も貯蓄も迷わない

家計のことも、子どものことも、とにかく夫と話して共有。「やりくりは私が担当ですが、家計は夫婦のもの。返済計画やお金の使い方についてはよく話し合います。買い物一つでも、“これがいい”と2人で結論を出すことで納得感が得られ、ムダな買い物も減りました」

貯めどきを見極める

子どもにかかるお金が少ない今のうちにしっかり貯めておく

引っ越す前と生活費はほぼ変えず、年250万円ペースで貯蓄中。「夫は私より先に定年になるし、この先は教育費も。現実的に、小学校までしか貯められないと思うので、今のうちにできるだけ貯蓄を増強しておきます」

情報収集を怠らない

わからないことはプロに聞き、「お得と知識」を手に入れる

住宅ローン減税は、2年目以降は会社の年末調整でできますが、最初の年は確定申告が必要。書き方もややこしく、添付しなければいけない書類もいっぱいあり「ミスしそう」と不安に。税務署で職員の人に「これで間違いないですか?」と確認し、無事減税できました

お金についての新しい情報は、家事しながらテレビでチェック

朝の番組「ZIP!」を録画しておき、帰宅後、家事や調理をしながらチェック。「物価の変動など生活に密着した経済情報が使えます。流して聞いているだけでもわかりやすいですよ」

家を建てたあとにやるべき8つのこと。日ごろから将来に備えてきちんと準備しておけば安心ですよね。

<教えてくれたのは…サンキュ!ブロガー/Inoue Rieさん(36歳)>
会社員の夫(43歳)、長女(4歳)の3人家族。三重県出身。趣味は音楽を聴くことで、特に好きなのはKinKi Kidsとシンガーソングライター・音楽プロデューサーの多田慎也さん

参照:『サンキュ!』5月号「買う前&買ったあと住まいにかかわるお金のすべて」より一部抜粋。掲載している情報は18年4月現在のものです。
撮影/キムアルム 

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