総資産1810万円!個別株も投資信託も3つのマイルールで勝つ!

2025/06/14

24年は新NISAも誕生し、投資することで資産が殖えるスピードも格段にアップ!個別株や投資信託などで殖やしている投資達人の“投資で勝つ3つのコツ”とは?人のマネをしない!総資産を殖やすためのマイルールを教えてもらいました。

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個別株も投資信託もマイルールで殖やして総資産1810万円!

<教えてくれた人>
Mさん(静岡県 38 歳)
夫(39歳)、長男(11歳)、二男(8歳)、三男(6歳)の5人家族。3年前に正社員として働いていた会社を退職し、現在はアルバイトの他、WEBデザインなどの副業も。

Total Money Data

夫月収(手取り) 40万円
妻月収(手取り) 8万5000円
夫年収(手取り) 600万円
妻年収(手取り) 102万円
月貯蓄額 13万円
年貯蓄額 216万円
総資産額 1810万円

投資歴17年目のMさん。投資信託に長期で積み立て投資するだけではなく、個別株の売買で「売却益」を狙うのが運用スタイル。基礎知識の勉強はもちろん、最新の経済ニュースや企業業績を調べるなど、手間も惜しみません。売却益が出たら、家族で外食したりサッカー観戦をするなど“家族の笑顔”のために使って生活の潤いを実感。

「お金はあくまで幸せになるための手段で、投資は大事な収入源の一つ。今は近所でアルバイトするのも、WEBデザインの在宅ワークも全部楽しいので、これからも複数の収入源を大事に育てながら投資を続けたいですね」。

NISA口座では投資信託と個別株に投資中!

つみたて投資枠

□ eMAXIS Slim(イーマクシススリム)全世界株式(オール・カントリー)  約40%
□ SBI・V・S & P500 インデックス・ファンド 約40%
□ iTrust インド株式 約20%(インド経済の成長に期待してちょっと冒険)
→ 月10万円、積み立て投資中

成長投資枠

□ 個別株投資(配当金は「非課税」でまるまる受け取れる♪)
→ 年間240万円投資

投資で勝つ!3つのコツ

「投資の先に得るもの」を思い描く

Mさんにとって投資の成功とは、お金が殖えることで「家族の笑顔」も増えること。殖えたお金を「家族との時間」に楽しく使うことがゴールだと明確に決めれば、投資にも真剣に取り組めます。

株主優待や配当金は「おまけ」と心得る

個別株は、売却益を得るのが醍醐味(だいごみ)。株を持っているだけでもらえることがある配当金や優待品は「株価が下がったとき、あると気が楽になる“おまけ”」と考えて、株価が伸びる銘柄を探します。

自分で調べて納得できる銘柄に投資する

「SNSなどの投資情報はPRが多い傾向が」。他人が薦める銘柄が、本当に値上がりするとは限りません。自分で調べて冷静に考える時間を持ち「この情報は本当かな」と疑う気持ちも大切。

株を売って売却益が出れば商品は優待じゃなくても買えるし、数年分の配当金も回収可能

株は安く買って高く売るとその差額が利益に。年間配当金が100株買うと数千円もらえる銘柄を持っている場合は、その金額を上回る売却益を目指します。利益を小遣いに回して楽しむのが、Mさんにとっての個別株投資の魅力♪

保有する個別株13社分はぜーんぶ売却益狙い

株を持つと得られるかもしれない3つのお得

株主優待

会社が株主に提供する、商品や割引券などの特典。

配当金

利益の一部を還元するために、会社が株主に分配する現金。

売却益

買ったときの株価より高く売って得る儲けのこと。

個別株マイルール

人のマネではなく自分で事業内容、業績などを調べる

気になる銘柄は株価検索をして長短期の値動きを確認。また会社のHPの投資家向け情報で業績、株主還元、配当、PER(1株当たりの収益率)などを見て、買うか否かの判断をします。

夫婦で情報交換も!

投資家の夫とニュースを見ながら株や企業の話をすることは、情報収集にもなって◎。夫が気になる株を聞いてその業界を調べることもあるけど、「売買の最終判断は自分で」がルール。

投資信託を買うときは運用方針を読んで選ぶ

投資信託の運用会社の代表の考え方などを、会社のHPやオンラインニュースなどでチェック。「運用方針に共感できれば、多少値下がりしてもハラハラしません」。

株主優待で注目されていない企業を狙う

優待内容がいい株は人気があって株価が高い傾向に。会社の業績はいいのに、優待品がないせいであまり人気がない株は、割安感があってお得。穴場かも?

株価が20%上がったら売る、5%下がったら売る、がざっくりルール

売るタイミングの決断が難しい人は目安を決めておくとラク。Mさんの場合は「20%上がったとき、5%下がったとき」をだいたいの目安にしているそう。株価が下がっても配当金や株主優待がお得な銘柄は持ち続けることも。

今注目している業界(株)は?

地方銀行の株

金利上昇の恩恵を受ける中小型株。配当金も株主優待もどちらも得られる銘柄も。

自動車業界の株

電気自動車(EV)など次世代技術開発の新ニュースが出ると、株価が動きやすい。アメリカの政策や為替の影響を受ける業界なので、情報収集中。

参照:『サンキュ!』2025年5・6月合併号「歴代・殿堂入りのやりくりスターに聞く!スゴイ貯めテク」より。掲載している情報は2025年3月現在のものです。撮影/林ひろし 編集/サンキュ!編集部

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