「今思えば当然」貯まらない人の特徴はコレ!やめて気づいたムダづかい習慣3選

2025/10/02

お金を貯めたいと思っていても、気づかないうちに浪費につながる習慣を続けていることがあります。「お得に見える行動」や「効率的に思える買い物」が、結果的にムダづかいを増やしているというケースも。

そこで今回は、節約×投資主婦おこめが、今思えば当然だった「お金が貯まらないころにやっていた残念な習慣」を実体験ベースで3つ紹介します。

サンキュ!STYLEライター。夫婦で協力して節約×投資に励み、総資産4000万円を達成。元小学校教諭で男の子...

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1.収納用品を買い足してものをため込む

ものが増えるということは、その分お金を使っているということ。貯めたいなら「収納を増やす」より「減らす」発想が欠かせません。

収納用品を増やしてものをため込み続ければ、いずれ置き場が足りなくなり、より広い住まいを検討しなくてはならなくなります。結果として、購入するものそのものの費用に加え、家賃などの固定費まで膨らんでしまうことに。

筆者も節約を始める前は「もっと収納のある家に引っ越さなければ…」と物件情報サイトを眺める日々でした。しかし、持ち物を減らしたことで、現在も子なし時代と同じ2LDKの物件に住み続けられています。

家賃が抑えられるうえに、「快適な空間を守りたい」との思いから衝動買いも減少。自然とお金が残るサイクルが生まれました。

2.セール時にわざわざ買うものを探す

出典:写真AC

オンラインショッピングの大型セールは一見お得に見えますが、必要のないものまで買ってしまうと、かえって家計を圧迫します。

価格の安さだけを理由にした買い物は、結局使わず後悔するケースも少なくありません。さらにセール品のなかには、「じつはふだんのほうが安いもの」も含まれており、必ず得するわけではない点にも注意が必要です。

筆者も浪費家時代は、セールが始まると「何か買う物ないかな」とサイトをのぞき、値引率が高く見えるものを探しては「お得感」を得たくて購入していました。

現在は、通常時の価格と比較しながら「必要なものだけを」「セールを待って」買うスタイルに転換。セールをうまく活用することでムダづかいが減り、買い物の満足度も高まりました。

3. 個別株だけで勝ち続けようとする

出典:写真AC

専業トレーダーや機関投資家でも、株の値動きを「当て続ける」のは不可能に近いといわれています。片手間の個人投資家が個別株で勝ち続けるのはさらにむずかしく、銘柄分析や売買には多くの手間と時間を要します。

その点、「オルカン」や「S&P500」といったインデックス投資は、市場全体の平均を取り続けることが可能。一度積み立て設定をすれば、初心者でも効率よく資産を増やせるのです。

筆者も投資初心者の頃、日本企業の個別株を業種ごとに買い集めて「自作のポートフォリオ」をつくっていましたが、労力の割に成果は乏しいものでした。結局、米国株を中心としたインデックスファンドという「優良企業の詰め合わせパック」を買い続けたほうが、はるかに資産は伸びていたという結果に。

複雑さを手放すことで、投資はシンプルにうまくいくことを実感しました。インデックス投資をして、浮いた時間にお金の勉強や節約・収入アップにつながる行動をするのが、最強の「勝ちパターン」です。

ムダをなくしてスルッと貯めよう!

資産形成をしたいなら、まずは無意識のうちにおこなっているムダに気づくことが大切です。今回紹介した「貯まらない習慣」はいずれも、つもりつもって大きな出費や損失につながります。

ムダを削ぎ落とすことが、もっとも確実な第一歩。お金が遠のく習慣を見直すことで、ストレスフリーに貯め、増やしていきましょう。

■執筆/おこめ
夫婦で協力して節約×投資に励み、総資産4000万円を達成。元小学校教諭で男の子2人の母。週5でパート勤務をしながら「自炊は最強の副業」をモットーに日々自炊に勤しむ。インスタグラムは@ocome_money_life

編集/サンキュ!編集部

 
 

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