お金を使う基準を決めたら、年収300万円台で「年184万円」貯められた!

2018/05/21

大型連休も終わり、家計は火の車!?お金を貯めたいと思っていても、収入が特別多いわけでもないし、なかなか貯蓄は難しい…とあきらめていませんか?編集部では、年収360万で年184万貯めた“やりくり上手の達人” ottmさんに、無理せず貯める家計術についてうかがいました。

「以前は“物が増えることが幸せ”と思い込んでいたけれど、結局気持ちが満たされていたければ幸せじゃないと気づいたのは、3人目が生まれて育休で収入が減ったとき」というottmさん。「家族にとって本当に必要なもの」が、お金づかいの基準になってからは、無理に節約しなくても貯まる強い家計を確立できたそう。やりくりに対する達成感もうまれ、育休明けも、月の生活費はくずさず、パート代をそのまま残して貯めることに成功しています。

\Money Data/
世帯月収(手取り) 30万円
ボーナス 0円
世帯年収(手取り) 360万円
月貯蓄額(児童手当、保険含む) 15万4000円
年貯蓄額 184万8000円
総貯蓄額 ヒミツ

【毎月の貯蓄額の内訳】
先取り貯蓄5万3000円+貯蓄型保険2万7000円+生活費の残した貯め7万4000円=月貯蓄15万4000円×12か月

年184万の貯蓄に成功!

家族みんなが満足できるお金づかいを基準にする

「安いから」「欲しいから」と一時の感情で買うのはムダのもとと気づいたottmさん。欲しいものがあるときは家族と相談し、絶対に必要なものか、値段相応の価値があるかなどを確認し合うので、満足度の高いお金づかいができるようになりました。

夫が得意なことは任せる

夫には節約を強制しません。家電の情報収集やスマホプランの乗り換えなど、得意分野を夫に頼ることで、お互いのストレスもなし。

無理なく続けられることしかやらない

必死に節電、節水をしたり、スーパーをはしごしたりしても、労力の割に節約効果はイマイチ。「何にどれだけ使えるか」をはっきりさせ、定番メニューしか作らないなど、自分が無理せずにできることしかやらないのがストレスをためない秘ひ訣けつでした。

将来必要になるお金は、計画的に積み立てる

ライフプランを立て、子どもの将来にかかる教育費のほか、運転免許取得、車購入の予算を毎月積み立てています。

家の片づけをして、物欲をおさえる

忙しいときほどムダ買いをしてしまうことが……。衝動的な物欲はストレスが原因かもと思い、イライラしてきたら片づけをするように。すると、自分の状況に向き合う余裕がでて、物欲も抑えられるとわかりました!

服やおもちゃはシーズンごとに見直して不要品は処分。その過程で、必要なものとそうでないものが意識できるようになり、よけいな買い物が激減。

お金を下ろすのは【月に1回・予算分だけ】と決める

現金を下ろすのは月1回のみ。給料日にやりくりに使うお金を下ろし、財布には週予算の6000円しか入れていません。買い物に行くのも週に1回だけとシンプルにしたことで、ムダ買いが大きく減りました。

基準を明確にし、家族みんなで納得しながらお金を使うことで、ストレスなく貯蓄ができるんですね。日々の暮らしの中で少し意識を変えるだけなので、すぐにでも実践できそうです。無駄遣いしていないはずなのに、なかなかお金が貯まらないという人は、さっそく参考にしてみてはいかがでしょうか。

参照:『サンキュ!』6月号「収入と貯蓄、貯まる方法 一挙大公開スペシャル」より一部抜粋。掲載している情報は18年4月現在のものです。 撮影/キムアルム 構成/宮原元美 取材・文/秋山由紀

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