働いているのに貯まらない人の「落とし穴」と「対策」

2018/08/16

「妻の収入で貯蓄を殖やそう」と思っていたけれど、なにかと出費がかさみ、気がつくと貯蓄できてないなんてことも。それにはきっと理由があるはず。もしかしたら、ふだんの生活に”出費の落とし穴”が潜んでいるのかもしれません。思わぬ出費で貯まらない悪循環に陥ってしまわないためにも、早めの原因究明&対策を!

【落とし穴】仕事帰りにセールで好みの服をゲット!

1人でお店に寄れる仕事帰りに、つい買ってしまう洋服。働いていたら洋服代は必要経費?

▼対策▼
通勤用の服は必要ですが、セールに釣られてちょこちょこ買っていてはキリがありません。妻小遣いの金額を決め、洋服、化粧品、美容院、カフェ代などは、そこから捻出しましょう。小遣いの範囲内なら自由に使ってOK。

【落とし穴】総菜を買って夕食作りはお休み

仕事が終わるとぐったり。食材は残っているけど、総菜を買ったほうが家族を待たせないし、片づけもラクになる~!

▼対策▼
総菜もたまにならいいのですが、積み重なると結構な出費に。疲れたときほど、作り置きが役立ちます。まとめ作りでなくても、副菜を多めに作って取り分けておけば手間は1回。あとは主菜の肉や魚を焼くだけにすれば、帰宅後すぐに献立が完成。

【落とし穴】お菓子や外食で自分へのご褒美

仕事帰りに寄ったコンビニで新作のお菓子を購入したり、家族との外食に出かけたり、頑張った自分へのご褒美。

▼対策▼
毎日頑張っているのですから、たまのご褒美はOK。ただし、「週予算が余った分だけ」など使ってもいい金額を決めて、ダラダラ使うのをセーブして!せっかくの収入がご褒美代ばかりで消えては、いつまでたっても貯蓄は殖えません。

洋服もプチご褒美も、どれも必要なお金だけど、必要以上にお金を使っていては意味がありません。何のために働いてお金を貯めるのか、明確な目標を持って、しっかり管理していきましょう。

●教えてくれた人……
深田晶恵さん(ファイナンシャル・プランナー)
生活設計塾クルー取締役。個人向け家計相談のほか、メディアや講演で消費者目線のマネー情報を発信。最新著書は『サラリーマンのための「手取り」が増えるワザ65』(ダイヤモンド社)。

参照:『サンキュ!』9月号とじ込み付録「貯まる!妻の働き方」より。掲載している情報は18年7月現在のものです。監修/深田晶恵 構成/宮原元美 取材・文/村越克子 編集/サンキュ!編集部

『サンキュ!』最新号の詳細は こちら!

 
 

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