脳科学のプロが証言!家が片づくと衝動買いが減る!?

2018/10/09

家がきれいな人は、お金を貯めるのが上手!「片づけること」と「貯めること」はどのように関係しているのでしょうか。そのメカニズムを、脳科学の観点から検証。それには、私たちの「判断力」が関係していました。

「判断回数」がお金を増やすカギ

朝起きる時間や服のコーディネート、夕食の献立など、1日の生活で脳は1万回以上もの判断をします。ものが多くごちゃごちゃした家では、探し物や物選びなどで判断の回数は増える一方。判断力は体力と同じで、こき使うと消耗します。判断回数が増えれば、その分判断ミスも増えます。それで、特売でうっかり「安い=お得!」と思い込んで買いすぎたり、いらないものまで買ったりするのです。

家が整頓されていると、家事もスムーズに回せるし、洋服選びだって簡単。脳がラクできるので判断力を温存できます。すると、大事な場面で脳がしっかり働くのです。買い物のときもその場の感情に流されず、要・不要を冷静に判断。「買って失敗した!」と後悔することもほぼなくなり、その結果、お金が着実に貯まります。

判断力がないと、お得という文字を見ただけで、本当に”得”をしているか判断できずに、衝動買いをしてしまいがち。判断力をムダに消費してしまわないためにも、家はきれいにしておきましょう。

■教えてくれた人
菅原道仁さん……菅原脳神経外科クリニック院長。最新の脳科学と心理学に基づく有意義なお金の使い方を提唱。『そのお金のムダづかい、やめられます』(文響社)など著書多数。

参照:『サンキュ!』10月号別冊付録「まんがでわかる!お金が貯まる片づけ 完全ガイド」より。掲載している情報は18年8月現在のものです。構成・文/神坐陽子 編集/サンキュ!編集部


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