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コロナでお金格差がさらに拡大!?「今すぐやるべき!」とお金の専門家が話す貯蓄法とは

2021/03/16

長くコロナ禍が続いているにもかかわらず、資産がどんどん増えて豊かになっている人がいるのをご存知ですか?

その反面、貯蓄を切り崩し、今後の生活に不安を抱える人も少なくありません。その違いはどこにあり、なぜそのようなことが起きているのか、節約アドバイザーの丸山晴美さんに解説してもらいました。

なお、今回ご紹介する情報はすべて2021年2月時点の取材情報を元にしています。

みなさまこんにちは。節約アドバイザーの丸山晴美です。

お金にはトレンドがあって、その情報をキャッチできるか否かで、得する人と損する人に分かれます。でも経済に関するお金の情報は、ちょっとむずかしいですよね。私はみなさまに“お金の旬の情報”を“わかりやすく”お届けしていきたいと思います。今回のテーマは「いま富める人の理由」!

コロナ禍でもお金が集まっている分野がある!

2020年は新型コロナウイルス感染症により、世の中が大きく変わった年でした。今、多くのところで言われているのが、「貧富の差が開きつつある」ということ。お金のあるところにはさらにお金が集まり、お金がない人はどんどん貧しくなっていくという、二極化が進んでいるのです。

このような状況を引き起こしている原因の1つが、株価や仮想通貨などの値上がりです。実は今、経済状況は決してよくないのに、株価や仮想通貨などは値上がりを続けているんです。以前から投資運用を続けている人や、株や仮想通貨などでお金を増やす仕組みを持っている人は、コロナ禍にもかかわらずどんどん資産が増え、豊かになっている状況です。

供給過剰となった現金は、価値が下がり続けてる

このようなことになった原因の1つに、コロナ対策で行われたさまざまな施策があげられます。給付金や協力金などを支給するためには、当然お金が必要です。資金繰りの見直しや国債を発行し、お金を刷って増やす必要があり、実際、1次、2次補正予算合わせて約100兆円の国債を増発するなど大規模な施策がとられました(※1)。

これにより、お金が市場に過剰に供給されることに。インフレを懸念した投資家などが、そのリスクを軽減させるために、金や株、不動産、仮想通貨などの値上がりを生み出しました。

一方、供給過剰となった現金の価値はインフレにより下がり続けます。そのため、預貯金や保険などの安全確実な商品だけで貯蓄・運用している人の資産は目減りする一方です。

2019年に「年金だけでは老後生活を送るには2,000万円足りない」という、いわゆる「老後資金2,000万円問題」が話題になりましたが、このままお金の価値が下がり続ければ、10年後、20年後には3,000万円や4,000万円など、より多くの老後資金が必要となる可能性があります。

小額でも良いので「投資運用」を始めよう

コロナ後に景気がどのように動くか、しばらく様子を見ないとわかりませんが、個人的には富の二極化が進む可能性が高いと感じています。それは、とても怖い状況です。

ご自身の資産を目減りさせないためにも、小額でも良いので、インフレリスクを軽減させる「投資運用」に目を向けること。今は「iDeCo(イデコ)」や「つみたてNISA(ニーサ)」といった、税金的なメリットがある制度もありますので、そういうものもしっかり活用し、新たな資産形成をしていくことがとても大切です。

教えてくれたのは・・・

丸山晴美さん

22歳の時に節約に目覚め、1年で200万円を貯めた経験がメディアに取り上げられ、その後コンビニ店長などを経て2001年、節約アドバイザーとして独立。ファイナンシャルプランナー(AFP)、消費生活アドバイザーなどの資格を取得。身の回りの節約術やライフプランを見据えたお金の管理運用のアドバイスなどを、テレビやラジオ、雑誌、講演などで行なっている。著書は「シングルママのお金に困らない本」(徳間書店)、「50代から知っておきたい!年金生活の不安、解消します」(共著)(幻冬舎)など多数。

取材・文/かきの木のりみ

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