年100万貯めてる人が、食費が予算オーバーしない2つの理由

2019/12/06

家計を任されている主婦の中には、「食費の節約」に頭を悩ませている人も少なくないはず。しっかり貯めている家庭はどんなふうに食費をやりくりしているのでしょうか。早速、年100万円貯めている”貯め達人たち”の暮らしを取材。すると、無理なく予算を守れる2つの理由が判明しました。

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理由1:「必要な分だけ買う→使い切る」の サイクルができている

貯めてる人は「適量を買って無駄なく使い切ること」をいちばん重視。「週1回○円分買う」など一定のペースで食材を購入し、使い切ってからまた買うサイクルを確立しています。だから、自然と予算が守れるんです。

【必要なだけ買う秘訣】
●まとめ買いは、冷蔵庫がほぼからになってから
まとめ買いをするのは日曜日か火曜日。「通常は週末に冷蔵庫がほぼからになりますが、食材がまだ残っているときは火曜日に買い物へ。このサイクルで確実に使い切れます。新商品に弱い夫に留守を頼むのも食費を守る秘訣(笑)」(大沢さん)

【安く買うテク】
●スーパーとドラッグストア の2店を使い分け
肉、魚、野菜、果物はスーパーで。きのこ、乳製品、麺、乾物などはドラッグストアで購入。「それぞれのお店で安くておいしいものを買っています。2店舗なら私1人で車で行けば、はしごをしてもそれほど手間はかかりません」(中島さん)

【無駄なく使いきる保存方法】
●特売で多めに買った「もやし」を冷凍
「肉が1食に300~400gしか使えないときも、もやしがあれば乗り切れます! 多めに買ったときは袋ごと冷凍すれば長もちさせるのも簡単。シャキシャキ感はなくなりますが、息子たちはくったりした食感が好きなので問題なしです」(エリエリさん)

理由2:低予算でもリッチなテクを持っている

「子どもの成長で食費がうなぎ上り」「週末や記念日は食費がかさむ」。そんなピンチも、ひねりのきいたアイデアで乗り切り! 限られた予算のなかで心とおなかを満たす食卓をかなえています。

【食べ盛り攻略!料理テク】
●肉も野菜も全部入りメニュー
一皿でたんぱく質も野菜もとれるメインのバリエがいっぱい! 「安い食材でも全部入りにすればボリュームたっぷりで家族も大満足」。「ひき肉ともりもり野菜のチーズ焼き」は鍋で材料を炒めて調味し、チーズをON。簡単!(中島さん)

【子どものおやつ対策】
●10分でできる手作りスイーツ
子ども4人の虫歯予防から始めたおやつ作りは節約にも◎。「牛乳プリンは材料を混ぜて冷やすだけ。かぼちゃプリンはスープを作るときに取り分けて手軽に。ホットケーキミックスの蒸しパンは混ぜてチンすれば完成です」(大沢さん)

【満足度UPの演出テク】
●から揚げは大小2サイズ作る
「鶏肉を大小が半々になるように切って揚げ、大皿にドカンと盛ります。ジャンケンで順番こに取るので毎回にぎやかです(笑)」。ハンバーグのときも同様に。時間をかけて食べられるため、ほどよく満腹中枢を満たせるのもメリット。(エリエリさん)

<食費達人プロフィール>
・中島愛さん(サンキュ!トップブロガー)
夫(43歳)、長女(10歳)、二女(6歳)、長男(5歳)の5人家族。
月収(手取り) 32万円、年貯蓄額 110万円

・大沢愛さん<仮名>(『サンキュ! 』読者)
夫(44歳)、長男(8歳)、二男(6歳)、長女(3歳)、三男(1歳)の6人家族。
月収(手取り) 33万円、年貯蓄額 200万円

・エリエリさん(サンキュ!トップブロガー)
夫(37歳)、長男(14歳)、二男(12歳)、三男(11歳)の5人家族。
月収(手取り) 28万円、年貯蓄額 115万円

限られた予算のなかでも、食事を楽しむ方法はたくさんあります。買い物のペースを意識したり、食材の使い方を気をつけるだけでも変わってくるはずですよ。ぜひ参考にしてみてください!

参照:『サンキュ!』12月号「無理なく年100万円貯めてる人の衣食住のすべて」より。掲載している情報は18年10月現在のものです。構成・文/神坐陽子 編集/サンキュ!編集部

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