確実に「貯まる人」になる!6つの家計管理テク

2019/01/21

浪費もぜいたくもしていないのにお金が貯まらない。そんな”なんとなく貯まらない人”ほど、「私、やりくりできてるし」と過信している人が多いんです。多くの人ができているようでできていない、家計管理の6つのポイントをお金のプロが教えます!

1:何のために、いつまでに、いくら貯めるか本気で調べる

確実な貯蓄計画は〝将来、必要になるお金〞を具体的に見通すことから。貯めるべき目標をまずハッキリさせること。一般論ではなく、〝わが家が〞リアルに必要なお金を調べ、本気の覚悟を持つのが第一歩です。

例えば……
●子どもの大学資金に必要な金額
文系か理系か、国立か私立か、自宅か一人暮らしかで変化。可能性のある進路を調べて。

●10 年後に支払うマイホームの頭金
実際にパンフレットなどを見て、物件価格、ローンの返済額や期間、税金などを含め検討。

●15 年後に行く家族全員分のハワイ旅行の費用
何をしたいか、どんなホテルに泊まりたいかなどを考えて、旅行時期の相場で見積もりを。

2:先取り貯蓄を〝固定費化”する

確実に貯めるには、先取り貯蓄が大前提。家賃や水道・光熱費と同じように、貯蓄も毎月払う固定費と考えてみて。残ったら貯める、という甘い考えは捨てましょう。

【先取り貯蓄を固定費化する方法】
給料日に貯蓄用口座に移す、天引きして手をつけないetc.

●「したつもり先取り貯蓄」に注意!
先取りしても途中で手をつけたり、赤字家計になっては本末転倒。いきなりムリな額を設定せず、やりくりを回せる現実的な額からスタートしよう。

3:やりくり費は無視。 固定費を削るべし!

支出を削るときは、まず固定費から。やりくり費は効果も不安定で、ストレスもたまるため続きません。固定費は金額も大きく、一度削れば毎月ずっと貯蓄になり、10年で何十万円もの差に。聖域をつくらず見直しを。

●車費
保険はより安価なネット損保に変える、普通車は軽自動車にするなどでコスト減。使用頻度が少ないなら、手放すことも検討したい。

●通信費
スマホは不要な有料オプションはすぐ解約。データプランの見直し、格安スマホへの乗り換えなどで、大幅なダウンが可能に!

●光熱費
電気やガスは契約会社の変更で、今より安くなる可能性大。ネットの比較サイトで、乗り換え効果のシミュレーションもできます。

●習い事代
惰性で続けているものや、本人のやる気が低いものは見切りを。これができるまで、とやめ
るタイミングを決めると削減の見通しに。

4:削った固定費を予備費に回す

貯蓄をくずす原因の多くは、予備費がなく〝急な出費〞に対応できないから。「今、予備費がない人は、固定費を削った部分で積み立てを。貯蓄をむりに殖やすより備えを厚くしたほうが、貯蓄は確実です」

●予備費を目的別に分けると、より安心!

5:「人に見せるつもり」で家計簿をつけよう

会社だって、経理をごまかせば破綻。家計簿も正しい記録がなければ何がムダか、改善点がわかりません。書きっ放しではただの日記です。人に説明するつもりで書くと筋道が通り、予算管理の欠点にも気づけます!

●こんな家計簿になってない?
・収支のつじつまが合っていない
・たりない費目は「小遣い」であいまいにしている
・赤字でも翌月調整しないでそのまま

6:クレジットカードに 頼らず現金生活をする

先取りを守るには、カードを封印するのが最強の対策。まず、今月の予算分を現金で下ろし、本当に今月使えるお金を知ろう。そうすれば、現金だけで管理できるようになります。ポイントのためにカードを使いこむのはむしろムダです。

【やりくり費の計算方法】

月予算(○円)÷週予算(5)÷日予算(7)
=1日に使える金額

収入から貯蓄と固定費を引き「月予算」を算出。これを5で割り「週予算」、さらに7で割り「日予算」に。数日分余るお金は予備費に回しましょう。

確実に貯める方法は、ごくシンプルです。やりくりの肝をつかめば、あなたも「貯まる人」になれますよ。

<教えてくれた人>
藤川太さん……ファイナンシャル・プランナー。家計診断のプロ集団「家計の見直し相談センター」代表。日々の暮らしや家計に潜む貯まらない理由を鋭く見抜き、やさしくアドバイス。『年収が上がらなくてもお金が増える生き方』(プレジデント社)など著書多数。

参照:『サンキュ!』2月号「2019家計改善プロジェクト」より。掲載している情報は18年12月現在のものです。構成/出下真紀 取材・文/大上ミカ 編集/サンキュ!編集部

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