投資歴20年目で利益額は303万円!どの銘柄を買ってる!?大公開!
2021/11/25
最近よく耳にする投資。でも何をどう買えばいいの?気になる疑問に実際の体験者がお答えします!初めにやったことや毎日やっていること、購入している銘柄などリアルな投資データを大公開。
<教えてくれた人>
Mさん(岐阜県 44歳)
夫(44歳)、長女(9歳)、二女(7歳)、長男(5歳)の5人家族。技術職の非常勤職員。投資で悩んだら、経済評論家の山崎元さんの記事を参考にしている。
投資歴20年目
利益額は303万円
◎MONEY DATA◎
世帯月収(手取り) 約45万円
世帯年収(年間・手取り) 約800万円
月貯蓄額 5万円
総貯蓄額 350万円
総資産額 1740万円
月投資額 4万5000円
+やりくり費で余ったお金、株式投資の配当金、育児補助金で返金された保育費、太陽光発電の売電収入などの臨時収入で、気になる投資に挑戦している。
投資のマイルール
売値買値を決めて、過去は振り返らない!
「もう少し待って売れば、もっと得だった」と思い始めると切りがなく、落ち込んで家事や仕事に支障が出ることも。事前に、売値買値の目安を決めて、"得しても損しても振り返らない"を鉄則に投資を楽しんでいます。
【初めにやったこと】ファイナンシャル・プランナーの相談窓口に駆け込んだ
無料の窓口で相談したら、自分で調べるよりも早く、深く理解できました。「疑問はプロに聞けばいいんだ」と、踏み出す勇気に!
【毎日やっていること】新聞で、世の中の動きと景気に敏感になる
日経平均が動いたら、新聞を開きます。すると、世の中のニュースや政治と株価のつながりに気づけるので、投資の面白さが倍増するんです!
【投資DATA】
始めている投資の種類/株式投資、投資信託、iDeCo、ドル建て終身保険、純金積み立て、仮想通貨 etc.
配当金、株主優待目的で、株式投資からスタート。妻収入があるうちは、大きくもうけたいので、ハイリスクハイリターンの商品にも挑戦している。
Mさんはこれ買っています!
◆株式投資
企業が資金を集めるために発行する「株式」を購入し、株価が値上がりしたら売却して利益を得る投資。保有しながら配当金や株主優待を受け取るのも、楽しみ方です。
証券会社/SBI証券
購入銘柄 丸亀製麺
投資歴 06年~(16年目)
累計投資額 46万2300円
利益額 32万4300円
株式優待 200株以上継続保有しているため
食事券4000円分+3000円分(年2回)
購入理由/丸亀製麺は、フードコートでいつも行列ができていたから!
よく行くフードコートの中で、丸亀製麺にはいつ見ても行列が!今後も成長すると予想して、上場したらすぐに購入しました。
◆ドル建て終身保険
資産運用として、保険料をドルで支払い、保険金や解約返戻金をドルや円で受け取る生命保険。日本円より金利が高いドルで運用するので、返戻金の増額が期待できます。
保険会社/ソニー生命
購入商品 米ドル建生前給付終身保険
投資歴 20年~(2年目)
月投資額 103ドル(約1万2000円)
累計投資額 17万9632円
利益額 5万円
購入理由/円の価値は下がると予想!ドル建てでも備えたくてスタート
世の中の動きから、将来、円の価値は下がると予想し、積極的に運用して資産を殖やすことに挑戦したく購入。目標額は決めず、円がある程度安くなったら解約する計画。
◆純金積み立て
実物資産の"金"を、毎月定額分を継続購入する投資。金は、比較的インフレなどの影響を受けにくい資産で、預貯金や株式などと異なり、無価値にならない特徴があります。
証券会社/楽天証券
投資歴 08年~(14年目)
月投資額 1万2000円
累計投資額 82万円
利益額 20万円
購入理由/株が下がったら現物の金が値上がりするから、「株の保険」として
不景気でも、現物の金は影響を受けにくいので分散投資のために購入。将来、本当にお金が必要になったときの"保険"なので目標額は決めず、長く持ち続ける計画です。
※本特集の情報は、21年9月のものです。※本特集で「利益額」とは、累計投資元本と現在の評価金額の差額を意味します。「総資産額」とは、総貯蓄額と、現在保有している株式投資や終身保険などを現金換算した金額の合計を意味します。※投資は元本保証がありません。損失のリスクも検討し、自己責任のうえで行ってください。
参照:『サンキュ!』2021年12月号「みんなの投資リアルデータ」より。掲載している情報は2021年10月現在のものです。監修/二宮清子 構成・文/出下真紀 編集/サンキュ!編集部