驚きの新事実!貯まらないのは気圧のせいだった!女性を悩ませる天気痛って!?
2022/02/27
「思うようにやりくりが続かない」「貯めたいのに散財しちゃう」など、家計が乱れる原因はたくさんあるけれど、なんと"気圧"もその1つだったんです。編集部が発見した、気圧とやりくりの関係をご紹介します。
<教えてくれた人>
天気痛ドクター 佐藤純さん
日本初の「気象病外来・天気痛外来」を開設。天気痛研究、診療の第一人者として、メディアでも活躍中。近著に『低気圧不調に打ち勝つ12の習慣』(Discover 21)。
いつもではないけれど、たま~にこんな日、ありませんか?
暮らしや家計が乱れてしまうさまざまなシーンを集めました。時々でも、思い当たることがあればcheckしてみよう!
□ごはん作りが面倒で総菜に頼ってしまう
□そこまで欲しくない物なのに、ネットショッピングでポチってしまう
□イライラして夫や子どもにキツい言い方をしてしまう
□頭痛や肩こりで家計簿がつけられない
□ムシャクシャして、お菓子やジュースを多めに買ってしまう
□起きるのはつらいし、一日中眠い
□失敗を引きずって、落ち込む
□昨日は元気だったのに、なぜかやる気が出ない
checkがついた人は思い出してみて
そんな日って、曇りや雨の日が多くないですか?
「そういえば、checkをつけたシーンって、なんとなく曇りや雨の日が多いかも」と思ったあなたは以下を読んでみよう。
どうして、曇りや雨の日はうまくいかないことが多いの?
気圧の変化で、自律神経が乱れて体や心が不調になるからです。
実は、曇りや雨の日に、頭痛がしたりやる気がなくなるのは、「気圧」の変化のせいなんです。耳の奥にある"内耳"が気圧の変化を感じると、体を緊張させる"交感神経"と、体をリラックスさせる"副交感神経"からなる"自律神経"のバランスが乱れて、体の痛みや気分の落ち込みを引き起こします。これは、天気痛(気象病)といって、症状に差はありますが、人間ならだれにでも関係があることなんです。
つまり、暮らしや家計が乱れるのはあなたのせいではないんです!
事実4人に1人、特に女性が気圧の変化の影響を受けやすい体質なんです!
佐藤さんの調査によると、全国の4人に1人が「気圧の変化による不調」を感じているそう。特に、女性の体は気温の変化に敏感なので、気圧の影響を受けて自律神経が乱れやすく、天気痛の症状が出やすいといわれています。
『サンキュ!』読者の約7割※も、曇りや雨の日に不調を感じていた!
曇りや雨の日に、体調が悪くなる、やる気がなくなるなどの不調を感じますか?
編集部のアンケート調査※でも、天気によって体や心の不調を感じる人が多数いることが発覚。「生理痛より、天気痛を気にしています」という人もいるほど、"気圧と体調の関係"について意識が高まっていることがわかりました。
※サンキュ!モニターアンケートより(21年10月実施、回答者数=206人)
天気だけでなく、スマホで"気圧"をチェックする人が増えています!
実は最近、気圧の変化をスマホで確認できる、専用サイトやアプリが人気なんです。天気だけではなく、気圧を日常的に意識する人が増えていることがわかります。
編集部おすすめ
【サイト】天気痛予報®
頭痛や関節痛が出やすいタイミングを予想!
ウェザーニューズと佐藤さんが共同開発。天気や気圧の変化で引き起こされる体の不調を、6日先まで4ランクで予想します。
【アプリ】ウェザーニュース
世界最大級の気象専門会社が運営ダウンロード数は業界1位!
雨雲の接近、天気や気圧の変化予報を、プッシュ通知でお知らせ。都市の指定はもちろん、今いる場所の最新情報がすぐにわかります。
じゃあ、曇りや雨の日は貯められないってこと!?
気圧と体調の変化を先読みすれば対策を立てられます!
専用サイトやアプリがあるように、気圧の変化と同じく、体調の変化も先読みすることができます。自分の症状や発症タイミングを把握して、暮らしや家計が乱れないよう対策を立てましょう。
参照:『サンキュ!』2022年3月号「貯まらないのは気圧のせいだった」より。掲載している情報は2022年1月現在のものです。監修/佐藤純 構成・文/出下真紀 編集/サンキュ!編集部