固定費を変えて年200万円貯めた!シンプルやりくりテク3つ

2022/03/17

やりくり上手になれば貯まるのはわかるけどなにをどうしたら…シンプルで続けやすいやりくりテクがあります!

コロナ禍で家計簿を見直し、年200万円貯めたさくのんさんに教えてもらいました。

コロナ禍で食費の大幅削減に成功し、食費2万円台をキープする節約主婦で元スタバ店員のスタバマニア。家計管理術や...

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やりくりの第一歩

やりくり上手への第一歩は、現状把握です。収入と支出をしっかり把握し、改善できる箇所はあるか探します。

減らせないだろうと諦めていた固定費はどうでしょうか?電気代や通信費は減らせないものだとスルーしていませんか?

やりくりのコツは固定費にありました。

1.固定費の削減

一般的に固定費は、毎月決まって出ていくお金です。例えば、家賃や住宅ローン、通信費、保険代などです。

毎月決まって出ていくので、見直す機会は少ないのですが、逆に見直して減らすことに成功すれば毎月の支出が減らせるので大きな節約効果が期待できます。

家賃や住宅ローンは金額も大きいので、家賃の安い所への引越しや、住宅ローンの借り換えは手数料や手間はかかりますが長い目で見ると検討する価値はあります。

大手キャリアだからといって高い通信費を払っていませんか?わが家は格安スマホに変えて、スマホ2台、iPad1台の通信費は月約2,000円です。

電気やガスも自由に乗り換えられる時代ですので、各社のキャンペーンを使ったりして電気代やガス代の固定費も抑えることができます。

2.変動費を固定費化

固定費が毎月決まって出ていく支出、に対し変動費は月によって変わる支出で食費、レジャー費、趣味の費用、美容代などです。

この変動費がやりくりをややこしくするんです。毎月変動するせいで管理が大変になるのならこれらの変動費を固定してしまいましょう。

毎月30日か31日と決まっていて、同じような食品を買って生活していたら食費もそんなに大きく変動しません。日用品も同じです。

夏と冬ではレジャー費などは変わりますが、一年のだいたいの平均をとってそれを固定費としてやりくりします。

例えば12~3月はスキーで月5万円、4~5、10~11月は公園や山登りで月1万円、6~9月はキャンプで月3万円など予算を組むと、レジャー費が平均月3万円になりますのでレジャー費は月3万円の固定費としてやりくりします。

趣味の費用は、夫と私でおこづかいを同じ額にして、そこから自由にやりくりすれば趣味の費用に家計が揺らぐことなく、自由に使えるのでお互い文句も出ません。

3.貯金も固定費に

余ったら貯金……ではなく貯金も固定費として最初に仕分けます。

要は先取り貯金なのですが、今の生活と将来の生活を守るために大事な固定費と考え、優先順位を上げて貯金額を決めて残りでやりくりしましょう。

こどもの教育資金、自分達の老後資金にいくら必要か算出して、それまでにいくら貯金していくか計算ができたら、それを固定費として毎月貯金すれば自然に貯金額が増えていきます。

設定さえすれば、毎月勝手に引き落とされる積み立てNISAなどを利用するのもいいでしょう。

固定費を制するものが節約を制す!

なかなか見直す機会のない固定費を抑えることで、継続して出費を抑えられるのでやりくりがしやすくなります。

まずは固定費の中でも通信費など見直しやすいものから、メスを入れてみてはいかがですか。

■執筆/さくのんさん…コロナ禍で食費の大幅削減に成功し、食費2万円台をキープする節約主婦。家計管理術や、コストコ、カルディの一押し商品などをレポートするインスタグラムが人気。インスタグラムは@sakunon_s_life

編集/サンキュ!編集部

 
 

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