結婚10年子ども3人で貯蓄1000万円達成!家計管理は3つの約束を守るだけ
2022/03/24
結婚10年、子ども3人で総貯蓄額はなんと1000万円!年150万円貯蓄する家計管理のシンプルな3つの約束とは?すっきり整った家で「家時間」を大切に、快適な暮らしをキープするコツを教えてもらいました。
<教えてくれた人>
『サンキュ!』読者 Mさん(山口県 31歳)
夫(33歳)、長男(6歳)、二男(4歳)、長女(2歳)の5人家族。住まいは4LDKの持ち家一戸建て。専業主婦。『サンキュ!』誌上での自宅取材は今回で5回目という大人気読者!
◎MONEY DATA◎
世帯月収(手取り) 38万円~
世帯ボーナス(手取り) 約20万円
世帯年収(手取り) 496万円
月貯蓄額 10万円~
年貯蓄額 150万円(子ども手当含む)
総貯蓄額 1000万円(貯蓄型保険含む)
大切にしたいのは「家時間」。平穏な毎日こそが心と貯蓄の安定剤です
16年から誌面に登場しているMさん。当時は総貯蓄額が350万円でしたが、子どもが増え、住宅ローンが始まっても貯め続け、ついに昨年1000万円に!「古いかもしれませんが、私は家で子どものために何かしているときがいちばん幸せ。外に出る欲がないのが、貯蓄につながったのかも」。家の中の幸せを充実させるためのお金は惜しまず、子どもの成長に寄り添い、無理なく回る毎日を今も工夫し続けます。「子どもたちが将来も元気に頑張れるよう、お金は少しでも多く残していきたい。これからも平穏な毎日をくずさないことを心がけ、貯め続けたいです」。
Mさんの幸せ すっきり整った「家」で心穏やかに暮らすこと
Mさんの資産(強み)
□物欲コントロール力
「本当に欲しい物」がわかっているから、多く持つ必要がないと判断できる。
□仕組み化力
体力を温存して機嫌よく暮らすために、家事がスムーズに回る「仕組み」をつくっている。
□継続力
短期集中で一気に頑張るよりも、マイペースにコツコツ努力を続けるのが得意な性格。
買い物欲も外出欲もない分「家」にお金をかけています
家具をはじめ、家で使う物は妥協せず選択。「家が長もちするよう、外壁も早めに修繕。高くても雨風に強いアルミにしました」。
外出が少ないので洋服は少なくてOK
夫以外の4人の服は、1人1引き出しのみ。「幼稚園は制服があるし、娘もお気に入りしか着ないので、3パターンあれば充分」。
外で働くより"内職"が性に合っています
「体が強くないので、仕事は内職。稼ぎは少なくても、体調をくずして医療費がかかったり、子どもの世話ができなくなったりするリスクを避けるほうが私には大切です」。
年150万円貯蓄しているMさんの家計管理は3つの約束を守るだけ
1 収入が増えても、支出は一定にキープする
予算は収入が少ない月に合わせて組み、収入が多い月は余る分を貯蓄に上乗せ。「支出を一定に保つことで、暮らしも自然と安定」。
2 支出は「4つの項目」に分けてメモする
家計簿は自分が知りたい費目でざっくり分類。「あとで何にいくら使ったかわかるようにメモし、週ごとに集計してペースを確認します」。
3 わからないことに、手を出さない
お金のことは自分が理解できる範囲で。「投資も気になるけど、よくわからないまま始めたくない。勉強する時間ができてから考えます」。
Mさんの1カ月の家計表
【4つの項目】
1 食費・日用品費
店名と使った金額をメモ。「買い物はなるべくまとめ買いにし、書く手間も最小限に」。
2 ガソリン代
2台あるので、車名の頭文字で分類。「カード払いでポイントを貯め、外食などのたしに」。
3 夫費
夫に頼まれて買った物などをメモ。「多いときはそれとなく知らせます」。
4 それ以外
「外」は「それ以外」の外。外食費、医療費など、変動しやすい出費を把握。
参照:『サンキュ!』2022年4月号「お金持ちデビュー!」より。掲載している情報は2022年2月現在のものです。撮影/林ひろし 編集/サンキュ!編集部