無理なく食費を下げた人の「3大革命」とは
2019/03/09
家計がピンチを迎えると、真っ先に削るのが「食費」という人も多いですよね。しかし、節約料理ばかり作るわけにもいきません。そこで、無理なく食費を下げた人たちのワザを紹介。革命的な3つの食費節約法を教えます!
第1革命:推し野菜を3つ決める
価格が上下しやすい「野菜」は、食費の管理をむずかしくする〝宿敵〞。店頭で「今日安い野菜」を見つけても、どんな料理を作ればいいのか思いつかない初心者ほど、野菜の買い方・使い方は食費節約の重要なポイントです。あらかじめ、使いやすい「推し野菜」を3つ決めておけば、献立に悩まず、出費ペースも安定。
★「推し野菜」にはどんな野菜を選べばいいの?
根菜類のほか、白菜やキャベツなどの大物野菜をまるごと買うのがオススメ。特売価格と通常価格に約100円の差が出るので、特売を狙って。日もちがよいのでストックすれば、寒くて買い物が面倒な日にも重宝します。青菜類は、必要なときに買いたせばOK。
第2革命:あと一品に強くなれ!
食費達人のなかに「買った食材を残す人」はいません。せっかく買った食材が、うっかり消費期限切れになるようでは、お金をどぶに捨てているようなもの。レシピどおりの材料がそろわなくても、余った食材だけで〝あと一品〞=〝シンプルなサブおかず〞を作る知恵こそ大事。とことん食べ切れば「コスパ」も上がります。
★余った食材の具体的な使い道は……?
余った野菜は、みそ汁やスープ、鍋の具にしれっと投入して食べ切るのが手軽です。メインおかずに生かすなら「麻婆○○」(麻婆大根、麻婆白菜など)にして混ぜてみて。豆腐、春雨なども入れて〝かさ増し麻婆〞にすれば、食費もボリュームもカバーできます。
第3革命:やらないテクが必要
だれにでも「疲れて夕食を作りたくない日」は、必ず来る!それを見越して、ちょっとした準備ができるかどうかは、食費オーバーを防ぐ、意外にも重要な対策。それは決して「作りおきおかずを頑張って用意する」ことではなく、むしろもっとラクに夕食作りを乗り越えるためのテクを考えること。
★「手抜きデー」を作ろう!
頑張ることが当たり前になると、家族もそれを当たり前に要求してくるもの。「残業が多い金曜日はどんぶりデー」など、あらかじめ戦略として〝手抜きデー〞と〝手抜きメニュー〞を決めておくのが正解。〝疲れた日の保険〞として乾麺を常備するなど、市販品のストックも◎。
手間なくリアルに、かつスムーズに食費が下がる3大革命。たった3つの〝マイ・レボリューション〞、あなたもご一緒に!
<教えてくれた人>
丸山晴美さん(節約アドバイザー)
ファイナンシャル・プランナー。主婦目線で〝本当の節約〞につながる効果的な方法を指南。著書に『定年後に必要なお金「新・基本のキ」』(宝島社)など。
参照:『サンキュ!』3月号「無理なく食費を下げた人の3大革命」より。掲載している情報は19年1月現在のものです。監修/丸山晴美 イラスト/伊藤美樹 編集/サンキュ!編集部
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