40代は「小さく確実」に貯めよう!STEP3

2019/07/09

教育費など出費がかさむライフステージにいて、時代背景においても割を食った40代。でも、「これからたくさん貯めなきゃ」と無理な貯蓄計画を立てるのは禁物。貯金ゼロの40代は、むしろ目標額を低めにして確実に貯めるのが成功への近道なんです。詳しい方法をお金のプロに聞きました。

<教えてくれた人>
牛窪恵さん
世代・トレンド評論家。インフィニティ代表取締役。「草食系(男子)」「年の差婚」などの流行語を広め、各メディアで活躍中。『「おひとりウーマン」消費! 巨大市場を支配する40・50代パワー』 (毎日新聞出版)など著書多数。

畠中雅子さん
ファイナンシャル・プランナー。生活者の心と暮らしに寄り添う的確なアドバイスが『サンキュ!』読者にも大人気!新聞、雑誌、講演など幅広く活躍中。『ラクに楽しくお金を貯めている私の「貯金簿」』(ぱる出版)など著書多数。

無理のない貯蓄計画を!

「40代は理想とする貯蓄額がグッと高くなる傾向があります。でも、焦りから無謀な目標を立てても不安が増すばかり。貯金ゼロなのに老後までに5000万円以上貯めたいと思うのは、いきなり100mを10秒で走るのを目標にするようなものです。今こそ現実に立ち戻るとき!身の丈に合った貯蓄計画を立てれば、きっと道は開けますよ」(畠中さん)

STEP1 月々の貯蓄額を決める

目標だけ高くても現実の家計が赤字では元も子もなし。書き込みシートを活用して、毎月コンスタントに貯められる無理のない金額を具体的に出してみましょう。

まずは月収の1割を貯蓄目標にする

給与天引きの財形貯蓄や生命保険料を含めた手取り月収をAに記入。Aの金額に0.1をかけた金額をBに記入。予想より高い額でもあきらめないでください。STEP3で調整しましょう。

子どもが高校生未満の人はさらに少~し貯蓄額を上乗せ!

貯蓄額を1万円増やすのは大変でも数千円なら頑張れるはず。高校生や大学生の子どもがいると出費がかさむので、苦しければBの金額だけ貯めてもOK。

この目標額を、月々きちんと貯めていこう

BとCを足した額をDに記入。これで実現可能な貯蓄額がわかります。「ただし、子どもが大
学生の家庭は出費がかさむので貯金ゼロでも問題なし。卒業したら頑張って貯めて」

STEP2 目的別に貯蓄を振り分ける

「なんとなく」貯めようとしてもやる気にならないもの。将来に向けて具体的な目標を立て、手をつけないようそれぞれ口座を分けましょう。

老後用も含めて、目的別に振り分けておくと安心

貯める目的を明確にし、STEP1で出した目標額を振り分けて記入。預け先も分けておくとしっかりキープできて◎。でも、貯まらない人は預け先を細かく分けすぎると挫折しがちなので、3つ以下が管理しやすくおすすめです。

ほったらかしでも貯まるシステムをつくっておく

給与口座の「自動振り替え」を利用して、貯蓄専用の口座に自動的に貯まる仕組みにするとラク。ほかにも、ソニー銀行やじぶん銀行などが実施する、指定した他行の口座から毎月決まった額を手数料無料で振り替えできる「自動入金サービス」も便利です。

STEP3 残ったお金で家計表の配分を考える

貯め続けるために、収入から貯蓄分を差し引いたお金で暮らせる家計に立て直しましょう。月収の約1割を3年間貯め続けると道が開けてきます。

今の暮らしをほんの少し小さくする

今から無駄な支出をカットして、より少ない生活費で暮らす練習を。すると老後の生活費もおのずと少なくてすみ、老後資金もほどほど貯めればOKに!生活費がたりなければ、何をどう削るか真剣に考えて。

やたら食費を削るのはNG!

食費を節約しすぎると健康面にマイナスも。例えば、食卓が炭水化物にかたより、糖尿病を患う人が多くなるそう。糖尿病はほかの病気も誘発しやすく、医療費UPなどかえって高くつくリスク大。小遣いや通信費など、削っても健康に影響しない支出から見直しましょう。

この家計表で、まずは3年頑張って自信をつけましょう。貯蓄は「小さくても確実に」ですよ。

参照:『サンキュ!』7月号「『もう40代なのに貯金がない!』ーーと思ったら読む本です」より。掲載している情報は19年5月現在のものです。イラスト/髙栁浩太郎 構成/竹下美穂子 取材・文/神坐陽子 編集/サンキュ!編集部

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