【手取り年収300万・ボーナス無し】それでも年末までの4ヵ月で10万円貯めた秘訣3
2019/09/26
月収が少ないと、貯め残しをするのは難しい?いえ、そんなことはありません。月収20万円台でも、4ヶ月で10万円貯めることに成功したママに、そのやりくりテクを教えてもらいました。
<教えてくれた人>
『サンキュ!』読者 Sさん(熊本県 36歳)
夫(40歳)、長女(4歳)、二女(3歳)の4人家族。4月から在宅でWebライターの仕事を開始。ツイッター(@D8Di7ZI0PfIsgGZ)では、やりくりテクなどを発信。
=Money data=
月収(手取り) 25万円
ボーナス(年間・手取り) 0円
年収(手取り) 300万円
個人年金保険 1 万円
住居費 6万5600円
水道・光熱費 2万1500円
幼稚園代 1万6600円
保険料 2万800円
食費・日用品費 3万円
医療費 5000円
子ども費 4000円
レジャー費 5000円
夫小遣い 3万円
予備費 5000円
クレジットカード支払い分(通信費含む) 1 万円
残し貯め 2万6500円
*収支は4カ月の平均額です。
このやりくりが効いた!
1:前年の家計を振り返って、予算立てした
日々の収支はエクセル表に入力し、年度末の3月に見直しを。「イベント費は、前年にかかった費用や購入先を見返し、月1000円ずつ積み立てして備えました」
2:手や頭を使って、おうち遊びを充実!
「折り紙や絵を描くなど、子どもが創意工夫できる方法を提供すれば、無限に楽しみが広がります」。創作的な遊びを取り入れることで、外出でのムダづかいゼロに。
3:やりくり費はあえて1000円札で下ろす
やりくり費の予算は、月1回だけ、すべて1000円札で下ろします。蛇腹ファイルで費目ごとに仕分けし、使う分だけ財布に入れれば、よけいな買い物はしません。
年末までの4カ月「乗り越えポイント」
年末に向けて、9月~12月の4カ月は何かと出費が増える時期。Sさんはどのようにピンチを乗り超えたのでしょうか。詳しく見てみましょう。
9月:部屋の片づけをして不用品を売った!
あまり着ていない服はフリマアプリで、本棚やたんすはリサイクルショップに売却。家がすっきりしたことでムダ買い予防にも効果大!
⇒貯蓄額 2万1483円
10月:外に出て体を使って全力で遊ぶ
公園に遊びに行くときはおにぎり持参で、外食を予防。公園では、体育の練習がてら走ってみるなど、体を使うことでリフレッシュを。
⇒貯蓄額 2万6483円
11月:クリスマスの準備はスーパーの早割でお得に
クリスマスケーキやオードブルは、地元のスーパーで11月中に予約すれば割引に。前年の支出を振り返ることで、早めに対応できた。
⇒貯蓄額 2万5463円
12月:事前に取り分けた予算で、イベントを楽しんだ
クリスマスプレゼントは、事前に子どものリクエストを聞いて早めにネットで購入。「年末に使ってもいい予備費」のおかげで、支出を抑えられた。
⇒貯蓄額 3万2483円
「ふだんからミニマムな暮らしを心がけているのですが、その成果を試したくてチャレンジしました」というSさん。お金を使わなくても、家族が楽しく暮らせるやりくりを日々実践。特に、9〜12月は、家や外で子どもの想像力を育む遊びを満喫しました。
「年末はイベントが多いので、前年度の支出を参考に、『年末に使ってもよい予備費』を設けて、毎月積み立てしていました。そのおかげで、より残し貯めが殖やせました」
参照:『サンキュ!』10月号別冊付録「年末までに10万円貯めたら“貯まる人生”に変わる!」より。掲載している情報は19年8月現在のものです。
構成・文/宮原元美 編集/サンキュ!編集部
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