2000万貯めた人に聞いた!食費オーバーを防止した方法
2019/10/08
家計を引き締めようとして無理な節約をすると、徐々に息切れをして、結局赤字家計のまま……なんてことも。しかし、買い物の仕方や献立を少し変えるだけで、赤字家計から貯まる家計に変わることができるんです。実際に赤字家計から2000万円貯めることに成功したご家庭の食費やりくり術を調査してみました。
<教えてくれた人>
サンキュ!アンバサダー Nさん(神奈川県 40歳)
夫(41歳)、長男(10歳)、長女(6歳)の4人家族。お金をかけない豊かな暮らしをモットーに、最高2000万円貯蓄に成功。
=money data=
予算/1カ月5万2000円
買い物頻度/週1~2回
よく行く店/スーパーO
食費の管理もせず、無計画に外食を重ねていたころは赤字家計だったというnamiさん。外食の回数を月2回に限定し、買い物を特売日のまとめ買いにしただけで、貯まる家計にチェンジ!その具体的なやりくり術や買い物法をご紹介します。
やりくり
1カ月分の食費記録をつける
いきなり○万円と決めず、まずは1カ月どれぐらいかかったか記録してから予算決め。予算を低く設定すると続かないので、自分の家に合った額を知ることが大切です。子どもの成長につれて予算は見直し、無理のない設定に!
買い方
週1の特売日にまとめ買い
近所のスーパーで毎週日曜日に開催される朝市で、食材をお安くまとめ買い。少なめに購入し、不足した分だけ買いたします。食材のロスがなくなり、買い出し前日は冷蔵庫がからっぽに!
調味料や粉ものは、業務スーパーで買う
必ず使う物は大容量かつ安く手に入れたいので、調味料や春雨、粉ものなどはいつも業務スーパーで購入。物によって買う店を決めておくと、買い物がラク&損なし!
外食
予算と回数を決めておく
無計画な外食が貯まらない理由だと気づき、「月7000円の予算で、家族で1回、夫婦で1回」を外食ルールに。計画的なら罪悪感もなく、臨時出費ゼロ。
ピザ生地冷凍ストックがあれば〝外食欲〞も減る
外食や宅配だと高くつくピザも、手作りなら激安!生地を多めに作って冷凍しておけば、食材が何もない日や疲れた日も外食せずにすみます。子どもたちのテンションもアップ! !
おやつ
食べ切りサイズのバラエティーパックが実は高コスパ
安くても食べ残すことが多い袋サイズのお菓子はやめて、小分けサイズの物だけ購入。バラエティーパックはいろんな味が楽しめて実は高コスパ!200円以下のときにゲット。
献立
魚を1尾買いして冷凍保存
魚は切り身より1尾で買ったほうが、断然お得。時間のある休日にさばいて冷凍保存しておけば、平日の調理もラク。週に2回くらいは魚メニューに。
週2回はどんぶりメニュー
頑張っておかずをたくさん作るより、食べ盛りの子どもたちにはどんぶりが好評。食費も抑えられる&時短にもなるので、週2回はどんぶりメニューでラクしてます。
現状に合った予算を立て、それを超えなければ食費はOK!というゆるいやりくりが主流でした。メニューに節約感はなく、外食までしているのに驚き!
参照:『サンキュ!』10月号「1000万円貯めた人の1カ月の食費、調べてみた!」より。掲載している情報は19年8月現在のものです。
構成・文/草野舞友 編集/サンキュ!編集部
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