あなたは何タイプ?「"ざんねんな家計"生き物図鑑」プロの改善アドバイスも

2019/10/15

一生懸命やりくりしているのに、なぜか貯まらない……。そんな“ざんねんな家計〞の人は、自覚症状がないのが特徴。今、貯蓄できている人も、いない人も、まず、自分が当てはまるのかどうか、さらにタイプ区分をチェックしてみましょう!

<教えてくれた人>
横山光昭さん
家計再生コンサルタント。独自の家計改善プログラムで、日本中の〝貯まらない人〞を支援。そのわかりやすいアドバイスは幅広い層から人気を集め、著書の累計発行部数は330万部以上!「となりの家のざんねんなお金の話」(あさ出版)も大ヒット!

“ざんねんな家計”は、あと一歩惜しい人

「家計相談に来られるかたの8〜9割は、『頑張っているのに惜しいな〜』という〝ざんねんな家計〞の人です」と横山さん。例えば、自分に合っていないやりくりでストレスを抱えている、目標を高くしすぎて挫折しがち、お金の情報に敏感なのに収支全体を把握していない……など。

「〝ざんねんな家計〞に共通しているのは、目標があいまいで、行動が正しく伴っていないということ。逆に貯め体質の人は、明確な目標を持って、無理なく貯まる仕組みをつくっています。〝ざんねん〞な人も、元々やる気はあるので、自分の弱点を自覚して、正しい改善方法を見つければあとは早い!まずは実行にうつすことが大事ですよ」

〝ざんねんな家計〞タイプ別チェックテスト

自分が当てはまる項目にチェックを入れて、その数が最も多かったものがあなたの〝ざんねん〞タイプです(同数の場合は、どちらのタイプも確認を)。さらに、各タイプで4つ以上チェックがついた場合は、全体的に要注意!各タイプのアドバイスも参考にしてみてください。

タイプA「やるきはあるのに空回りしている生き物」

【チェック項目】
□気づくとテレビをだらだら見ている
□週1回は100円ショップに行く
□ダイエットも片づけも、リバウンドの繰り返し
□料理はそれほど得意ではない
□1年以上前に買って未使用の物がある
□ファストファッションで流行の服を買っている
□口コミサイトを見るのが好き
□毎年、家計簿を買うものの続かない
□「何かに使えるかも」と袋や箱を取ってある
□何事も熱しやすく、冷めやすい

タイプAはこんな人!

少しでも安く買うことに喜びを感じ、お得に買う努力や節約の手間は惜しまない。でも、買いすぎや使い忘れで結局ムダになることも多々……。頑張った割に、支出が減っていないことに気づいていない。

【特徴】
・安物買いの銭失い。〝エア節約〞が多い
・「ポイントをためるため」と予算を決めずにカード払いしている
・割引食材をよく買う。でも、賞味期限切れしてしまうことが多い
・手当たりしだいやりくりテクをまねしては挫折
・ポイントやクーポンをためても、ほとんど使いこなせていない
・日ごろの食卓メニューはやたら茶色っぽい

▲から回りしているハムスター

【口グゼ】
「安いから買っちゃおう!」
「お得は見逃せない」

【好物】
割引きシール/おまけ/食べ放題

【出没地】
100円ショップ/セール会場/フードコート

専門家のアドバイス「いま一度、買った物、持ち物を見返してみよう」

お得に買う努力は素晴らしい!でも、物をムダにするのは「お金を捨てた」のと同じ。家にある物を見直し、なぜそれを買ったのか振り返ってみて。「安い」を基準にせず、次は「本当に必要な物」だけ買うように改善を。

タイプB「生真面目なのになぜか貯まらない生き物」

【チェック項目】
□〝シンプルでていねいな暮らし〞に憧れている
□掃除は毎回20分以上かけている
□収納ケースが揃っていると気持ちいい
□健康食品やサプリメントは積極的に取り入れる
□よく行く店の底値は、ほぼ把握している
□夕食は一汁三菜が基本
□夫の小遣いは多めに渡している
□一見片づいているが、収納庫には物がギュウギュウ
□常に片づけに追われている
□どちらかというとアナログ派

タイプBはこんな人!

責任感が強いしっかり者。一見、〝デキる妻〞に見えるが、ストイックに頑張りすぎて余裕がなく、なんだかいつも怒っている。思いどおりにいかないと、ストレスで衝動買いに走るミスも多発。その結果、意外と貯まっていない。

【特徴】
・完璧主義なだけに、一度つまずくとなかなか立ち直れない
・家計簿はきっちり書かないと気がすまない
・先取り貯蓄をしても、突発出費でくずしてしまうことが多い
・安い店をはしごして買い物する
・節約に協力してくれない家族にイライラ
・食品も日用品も、常にストックがないと不安

▲生真面目なメガネザル

【口ぐせ 】
「頑張ってるのは、私ばっかり!」
「どうしてうちはお金がないの」

【 好物 】
通帳/電卓/ストック品

【 出没地 】
特売スーパー/ドラッグストア/図書館

専門家のアドバイス「1万円でも貯められた自分を褒めてあげよう」

「認められたい」という思いが強い人。高い理想を求めるより、目標のハードルを下げ、1つクリアーできるごとに自分にごほうびを。1つずつ達成感を味わうことで自信がつき、衝動買いがなくなるはずです。

タイプC「お金の不安はあるのに現実逃避している生き物」

【チェック項目】
□予定や計画を立てるのが苦手
□家や車は妥協せずに選んだ
□金運アップのグッズや風水を取り入れている
□ママ友との食事会にはほぼ参加
□年2回以上、家族旅行に行く
□評判の手土産は、ネットなどでまめにチェックしている
□期間限定メニューは必ず注文する
□子どもの服はブランド物が多い
□買い物をしたあと、その都度献立を考えている
□忘れ物をよくする

タイプCはこんな人!

「今の生活はなんとかなっているから」と言いつつ、お金を使うことに罪悪感がある。家計の現状やライフプランを見せつけられることにおびえて、つい目先のお楽しみや物欲に負けてしまい、貯蓄できない。

【特徴】
・夫婦別財布。家計を共有していない
・正確な家計の収支を把握しておらず、後ろめたい気持ちはある
・住居費が高い(収入の25%以上)
・「子どものため、夫のため」と言っては、財布のひもがゆるみがち
・ブランド思考が強い
・「ケータイ会社は大手じゃないと」など、無意味にこだわる

▲びくびくおびえているウサギ

【 口ぐせ 】
「忙しくて時間がない!」
「ほかの人も同じだしー」

【 好物 】
流行り物/インスタ映え/限定品

【 出没地 】
アウトレット/カフェ、レストラン/テーマパーク

専門家のアドバイス「薄目でもいいから、支出の現状を直視しよう」

将来の危機感があることは大事。まず気になっているところ(例:子どもの進学費用、食費の支出額など)だけでも、書き出してみて。少しでも現状を知れば、やるべきことがハッキリして、貯蓄にも前向きに!

タイプD「知識はあるのにすぐ動かない生き物」

【チェック項目】
□経済新聞やマネー雑誌をよく読む
□資格を3つ以上持っている
□未読のメールやメッセージが100以上たまっている
□暇さえあれば、スマホを見ている
□ふだん使いのタオルの色はバラバラ
□パスワードが思い出せない会員登録が3つ以上ある
□ほとんど使っていない有料サービスがある
□家電や便利グッズの新製品に弱い
□「自分へのご褒ほう美び」と、スイーツや雑貨を買うことがある
□いつも室内は散らかっている

タイプDはこんな人!

お金の情報には詳しいのに、腰が重い。調べるだけでやった気になるため、自分はやりくり上手だと勘違いしている節も。いつも更新されるのは頭の中だけで、暮らしと家計は変わらず、貯蓄が殖えない。

【特徴】
・物事を先延ばしにしがち
・ケチケチするのは性に合わない
・貯まらないのは、「だれか」や「社会」のせい
・支払い明細書や領収書は取ってあるが、ほとんど見返すことはない
・ポイントカードは持ち歩かないので、必要なときに役立たない
・ふるさと納税やNISAなど、マネー情報はチェックしている

▲全然動かないハシビロコウ

【 口ぐせ 】
「あとでいっかー」
「わかっちゃいるんだけど……」

【 好物 】
ネットショッピング/お任せサービス

【 出没地 】
ショッピングモール/コンビニ/通販サイト

専門家のアドバイス「年間で効果が高い固定費だけでも見直そう」

情報収集力はとても高い人。それを生かし、例えば、格安スマホにしたら年間でいくら安くなるかを〝見える化〞してみましょう。一度見直すだけで節約効果が大きいものこそ、面倒くさがりな人に向いています。

あなたはどのタイプに当てはまりましたか?思い当たる自分のやりくりやお金使いを反省し、アドバイスを参考にして、早速行動にうつしましょう。

参照:『サンキュ!』11月号「ざんねんな家計のなおしかた」より。掲載している情報は19年9月現在のものです。

イラスト/中島ミドリ 構成/宮原元美 取材・文/大上ミカ 編集/サンキュ!編集部

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