目からウロコ!家計も暮らしも乱れない、貯め達人の時間術!OK・NG集
2020/07/23
貯まる人と貯まらない人の時間の使い方を比べたら、同じシチュエーションでも違いがあることを発見。お金と時間の関係性も見えてきました。今すぐマネができて効果が大きい、貯まる時間づかいを紹介します。
<教えてくれた人>
丸山晴美さん
ファイナンシャル・プランナー。マネー情報に精通し、主婦として自らやりくりや節約、ポイ活を実践する節約アドバイザー。「貯まる暮らし」についての心理的なアプローチも得意とする。著書多数。
お金でムダな時間を買う人は貯まらない人です
時間はお金で賢く買うことができます。しかし、お金を使わずにすませることだってできるのです。貯まらない人は、ちょっとの先読みや事前準備をしないせいで、本来払う必要のないムダなお金を払っていることが多いです。1日の過ごし方や習慣を見直して時間を効率よく使うことは、ムダな出費を削れるので節約につながります。お金づかいにも自信がつきますよ。
NG 夜ダラダラスマホを見て衝動買い
【OK さっさと寝て昼間吟味して本命品を買う】
木村由茄さん(茨城県 37歳)
夜に買い物サイトを見ると、つい気がゆるんで購入ボタンをポチッと押してしまいがち。ムダな夜更かしはやめて、昼間スッキリした頭で「本当に必要か」判断すれば買い物の失敗はありません。
NG 集計を後回しにしてたまっていくレシート
【OK 平日3分間だけざっくり家計をメモれば赤字にならない】
松山ルミさん(熊本県 36歳)
家計簿はていねいに書きたいけど平日は忙しいから、買い物後3分間だけ買った物をノートにメモ。週末、精算すると予算と残金が頭に入り、翌週の買いすぎを防止できます。
NG 電力プランを知らずおトクを逃す
【OK 朝割プランで朝家事をする】
遠藤美奈子さん〈仮名〉(兵庫県 45歳)
朝の時間帯に電気代が安くなるプランに変更して、ちょっと早起きして洗濯や掃除などの家事をすませる習慣に。「今の時間帯がおトク」と思うと、集中力もやる気もUPします。
NG 頑張りすぎてストレス発散買い
【OK 子どもの昼寝時間は何もしないと決める】
I・Nさん(神奈川県 31歳)
子どもの昼寝時間は、コーヒーとチョコを用意して「何もしない」と決めています。この時間があるから集中して家事を終わらせられるし、一度OFFになることでやりくりも挫折せず、貯蓄も続けられています。
NG 使ってないのに引き落とされ続ける会員費
【OK スマホをいじるついでに登録サービスをチェック】
鈴木真理さん(埼玉県 37歳)
すき間時間にスマホでクレジットカードの引き落とし明細を調べて、会員登録中のサービスを見直し。最近使っていないものを見つけたらすぐに解約。ムダな会員費は払いません。
NG ボーッと過ごして気づいたら夕方
【OK テレビを見ながらアンケートに答えて収入を増やす】
根本亜希さん〈仮名〉(岡山県 31歳)
パート後、子どものお迎えまでの空き時間は、副業タイム。テレビ番組の感想を送るモニターや懸賞など、楽しんでできることで少しでも収入を増やしています。
NG 無計画な買い物でローン地獄
【OK この先20年間で必要な大きい出費を見通す】
K・Kさん(東京都 46歳)
大きな出費があるイベントを書いた、20年分のライフプランを作成。必要なお金が見通せると、ローン返済期間は少しでも短くしたいと思うようになり貯蓄が安定。おかげで、車は現金払いで購入できました。
NG 疲れがたまって突発的外食
【OK 冷凍切り置きで未来の外食欲に勝つ】
トマさん(宮城県 33歳)
作り置きはムリでも、ごはん作りのついでに多めに食材を切るだけなら簡単。カット食材を冷凍しておけばすぐ炒めものや汁ものが作れるので、疲れた日の外食欲に負けません。
NG 乗り気じゃないママ会に参加して-3000円
【OK 「断る勇気」で妻小遣いを守る】
ナカムラマリコさん(広島県 38歳)
以前はムリに人づきあいをし、小遣いが減ったり貯蓄をくずすことに罪悪感がありました。でも、一度断わったとき「相手は気にしない」と気づいてからムリなときは正直に断われるように。結果、大切なお金も時間も守れて、心も軽くなりました。
NG ちょこちょこ外食して予算オーバー
【OK 外食は1週間前に予約して満足度が倍!】
namiさん(東京都 41歳)
いつものお店でも、1週間前には予約。「もうすぐだね」と家族でワクワクする会話が生まれて当日までの時間も価値に。特別感がUPするので、外食の回数を増やさなくても満足できます。
Have a try!
□夜のダラダラスマホをやめてみる
□ライフプランで出費を見通してみる
□休めるときはしっかり休むようにしてみる
参照:『サンキュ!』2020年8月号「今こそ暮らしを整えれば誰でも貯まる」より。
撮影/大森忠明、キムアルム、林ひろし 編集/サンキュ!編集部
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