ちょこちょこお金を使ってしまう人にお勧めの「ムダ遣い断ち」
2024/08/23
1.カードで支払った分のお金を取り分ける
クレジットカードで支払うと財布の中の現金が減らないので、お金を使った感覚が希薄になりがち。クレジットカードの利用額が預金口座から引き落とされて、毎月ビックリしている人は、ちょこちょこ使ってムダ遣いをしている可能性大。
そういう人は、カード払いしたらその金額分を財布から抜き取って、封筒に取り分けましょう。財布の中の現金が減るのを目で確かめてムダ遣いを断ちます。
2.コンビニ予算をつくる
コンビニでちょこちょこ買い物するのはムダ遣いにつながります。1回の買い物は数百円でも「塵も積もれば山となる」で、1カ月で数千円から1万円になることも。
コンビニでちょこちょこ買い物する人はコンビニ予算を決めましょう。自動チャージ機能をつけていないプリペイドカードに予算額をチャージして、その金額内でやりくりするのが〇。
3.外出前に炊飯器のタイマーをセットする
外出すると夕飯を作るのが面倒になってつい外食してしまうという人は、出かける前に炊飯器のタイマーをセット。
「家に帰れば、ご飯が炊けている」と思えば外食にブレーキがかかります。また、子どもが外食をねだっても「ご飯が炊けているから」のひと言で対抗できます。
どうせ外食するなら「ついで外食」や「お疲れ外食」ではなく、お気入りの店で計画的にした方が満足度の高い外食になります。
4.ネット通販の〇〇デーに近寄らない
「ポイント〇倍デー」「半期に1度のお買い得デー」など、ネット通販サイトでは定期的にセールを実施します。
1回でも買い物をしたことがあると通販サイトからお知らせのメールが届きますが、そういったメールは開かないこと。
開いたら何かしら欲しい物があるに決まっています。欲しいのも我慢するくらいなら、最初から見ないに越したことはありません。通販サイトからのセールのお知らせは「削除」→「ゴミ箱」で、ムダ遣いを断ちましょう。
5.「出費0円デー」でムダ遣いを断つ
1日1回もお財布を開かない日を作りましょう。専業主婦なら家から出なければできます。
仕事をしている人はおべんとうと水筒持参で出勤して、どこにも寄り道しなければ0円デーが可能です。ちょこちょこお金を使うことがクセになっている人は、0円デーにトライしてみましょう。
「やればできる!」と達成感を感じたら、0円デーを少しずつ増やしてもいいかも。
まとめ
「ムダ遣いなんて、な~んにもしていないのに、なぜかお金が貯まらない」と言う人は、ムダ遣い断ちを試してみてください。自分ができそうなことからトライして、続けることができたら、お金が貯まるようになるはずです。
■執筆/村越克子さん
『サンキュ!』を中心に雑誌・ムック・webなどで全国の主婦を取材し、家計のやりくりなどお金に関する記事を数多く手がける。『貯められない人の家計管理』(朝日新聞出版)の編集・執筆など。FP1級技能士。