40代がそのまま着るのはちょっと待って!要注意アイテムって?
2024/08/12
「いくつになっても好きな服を楽しみたい」
これは、自分らしいファッションを楽しむ上で、とても大切な気持ちです。でも、あまりにも「今」の自分とかけ離れているファッションは、きっと違和感を感じるはず。
今回は、40代がそのまま着るには要注意なアイテムを、パーソナルスタイリストのemilyさんに教えてもらいました。
ロゴ入りTシャツ
夏になると、どこのショップでも毎年販売される、ロゴ入りTシャツ。
無地のTシャツよりも1枚で着映えするので人気ですが、組み合わせるアイテムにはご注意を。例えば、スキニーデニムを合わせてカジュアルスタイルの完成!と思いきや、鏡に映るのはボーイッシュを超えて、まるで少年。
40代が着こなすポイントは、
・ボトムをスカートに替えてみる
・アクセサリーをつける
・袖をまくる
・Tシャツの裾をウエストイン
カジュアルなアイテムだからこそ、形に動きを出したり、フェミニンなアイテムを加えてミックススタイルに仕上げるのがポイントです。
サロペット
通年通して出番が多い、サロペット。
着るだけでおしゃれだし、ゆったりしていて体のラインを拾わないから体形カバーになる!そう、実はここが要注意なんです。小柄さんが着ると幼くなり、高身長さんが着るとより体を大きく見せてしまうことも。
40代が着こなすポイントは、
・サイズ選びを慎重に
・足元はボリュームを抑える
・大人が楽しめる素材と色選び
あまりにもサイズがダボッとしたものは、ほっこりし過ぎて大人には少し違和感が。また、1枚で十分ボリュームがあるサロペットには、軽めの足元で抜け感を。デニムよりもリネン、さらにモノトーンを選ぶなど、幼く見せないポイントを押さえましょう。
ボーダートップス
ほとんどのみなさんが持っているであろう定番中の定番、ボーダートップス。
トレンドもなく、安心して着られる1枚。
ところが、こちらもそのまま着るのは要注意。ボーダーの横ラインが太って見えたり、肩幅を目立たせてしまうことも。デニムにスニーカーなどを合わせると若作りになるのでご注意を。
40代が着こなすポイントは、
・ジャストサイズを選ばない
・袖まくりやウエストインで形を整える
・ボトムにスキニーパンツを合わせない
・アクセサリーをプラス
少しゆとりを持ったサイズ選びや着方次第で、体のラインを強調しません。ボトムが細すぎると、上半身ばかりボリュームが出てしまうので、上下のバランスを大切にしましょう。仕上げにアクセ使いで脱カジュアルを目指すのも◎。
好きな服こそ今の自分に似合う工夫を
40代はカジュアルなアイテムこそ、そのまま着て完結させるのではなくて、袖をまくってスタイルアップさせたり、アクセサリーで華やかさをプラスするなど、組み合わせるものに気を配ることが大切です。
好きな服を長く愛用するためにも、40代の今だからこそ楽しむひと手間を忘れずに。工夫次第でもっと似合うアイテムに生まれ変わります。
■執筆/emily…1万5千人以上の接客経験を生かして「今の自分を好きになれる」着こなしや服選びの方法を発信するパーソナルスタイリスト。インスタグラムは、@emily_blueintherainbow
編集/サンキュ!編集部