上半身ガッチリさんは「これ着ていたらもったいない」そんなNGニットは?
2023/10/28
肌寒い季節になると出番が増えてくるのが「ニット」。
1枚で暖かさもあり、着るだけで季節感が出るのも使いやすいポイントです。
ところが、綿素材のカットソーよりも、素材だけでもボリュームが出てしまうのがニットの難しいところ。
今回は、上半身ガッチリさんは「これ着ていたらもったいない」、NGニットとは一体どんなものなのか、パーソナルスタイリストのemilyさんに教えてもらいました。
NGニット1:リブ編み
まず、気を付けたいのが、「リブ編み」のニット。
リブ編みは、体にフィットするのでニットの中でもあまりボリューム自体は出ないもの。ところが、リブ編みのニットを選ぶとこんなNGポイントが。
・肩幅や体のボリュームがある部分だけリブが伸びて見えてしまうことで、リブのラインが崩れやすい。
・体にフィットするからこそ、体のラインがよくわかってしまう。
リブ編みのニットを着る場合は、上にシャツを羽織ってインナーとして活躍させたり、ジレを合わせて縦のラインを作るスタイリングを意識すると、体形カバーが叶います。
NGニット2:真っ白
続いて気を付けたいのが「真っ白」のニット。
秋冬は、どうしてもアウター類の色味が暗くなりがち。そんな中、真っ白のニットは顔映りも明るく見えるので取り入れやすく感じますよね。ところが、真っ白のニットを選ぶとこんなNGポイントが。
・真っ白なニットは膨張しやすく、上半身だけが目立って見えてしまう。
・素材によっては下着のラインが見えやすいので、体のラインが強調されがち。
白いニットが気になる方は、オフホワイトや、ほんのりグレーがかった色味を選ぶことでニットの色味が浮いてしまうこともなく、膨張も防げるので使いやすさが増します。
NGニット3:ふんわり素材+淡い色
最後に気を付けたいのが、「ふんわり素材+淡い色」のニット。
ふんわり素材のニットは、この季節ならではの見た目の温かさもあり、さらに淡い色味は女性らしくて惹かれますよね。ところが、ふんわり素材+淡い色味を選ぶとこんなNGポイントが。
・ふんわり素材は、どうしても素材自体ボリュームがあるために体を大きく見せてしまう。
・淡い色味は、肌映りもぼやけてしまう可能性が高いので、上半身が浮いてしまいがち。
ふんわり素材のニットを選ぶならば、深い色味や首元がVネックのものなど、体のボリュームも顔まわりもすっきり見せるものがベストです。
NGポイントを意識しつつ好きなものを探す
今回は、上半身が気になる方に向けて、ニット選びのポイントをご紹介しました。
「ここはNG」「こうすればOK」と理解した上でもの選びをすることで、今よりもっと自分に似合うものと出会えるきっかけになります。好きな服で季節を楽しむためにも、ぜひ参考にしてみてくださいね。
■執筆/emily…1万5千人以上の接客経験を生かして「今の自分を好きになれる」着こなしや服選びの方法を発信するパーソナルスタイリスト。インスタグラムは、@emily_blueintherainbow
編集/サンキュ!編集部