寒いけど着ぶくれはイヤ!「着ぶくれ回避」を叶えるスッキリとした温かいコーデのポイントは?
2023/12/18
ダウンジャケットやコートなど、羽織ものが主役になる冬の季節。寒いから体は温めたいけれど、何を着てもどうしても着ぶくれしてしまうのが悩ましいところ。
今回は、そんな寒い季節も着ぶくれせずに、スッキリと暖かいが叶うコーデのポイント3つを、パーソナルスタイリストのemilyさんに教えてもらいました。
1.正しいサイズ選び
1つ目のスッキリ見えコーデのポイントは、「正しいサイズ選び」。
インナーを着込むとどうしても動きづらくなるため、少し大きいサイズの方が安心、と思われがちですが、これはNG。ダウン素材や丈が長いコート類は、横と縦にそれぞれボリュームが出やすいため、大きめサイズを選ぶことで体を余計に大きく見せてしまいます。
ダウンコートは、中にたくさん着込まなくても保温性が高いのがよいところ。その特性を活かして、腕を上げ下げできる程度のゆとりは残しつつ、それ以上のサイズアップは着ぶくれの原因になるのでご注意を。
2.色柄でメリハリを出す
2つ目のスッキリ見えコーデのポイントは「色柄でメリハリを出す」。
本格的に寒さが増してくると、首元にマフラーを巻いて防寒対策をしますよね。大きめサイズだと首全体が覆われるので保温性も高まります。ところが、そのぶんどうしてもかさばって見えてしまうのが気になります。
そんなときは、無地よりも色柄もののマフラーがおすすめ。とくに暗い色味のコートの場合は、無地と比べると顔まわりも明るくメリハリが出ます。ロング丈のコートの場合も、重心が上がるので全身が重たく見えません。
3.足元をしっかり温める
3つ目のスッキリ見えコーデのポイントは、「足元をしっかり温める」。
体を温める、というと洋服選びやインナー選びに集中しがちですが、忘れてはいけないのが足元。冬専用のブーツの場合は、単体でも足元を温めてくれますが、キャンバススニーカーの場合は、意外と風をとおすため、真冬に履くと足先が冷えていることもあります。
そんなときは、冬仕様の暖かい素材の靴下がおすすめ。素材自体にしっかりと保温性があるものを選べば、地厚すぎずに履き心地も優れているため、靴のサイズも選びません。さらに温かみのある色を選べば、見た目もおしゃれで一石二鳥です。
全身のバランスを整える
寒いととにかくあれこれ重ねてしまうことで、着ぶくれを起こしやすくなってしまいます。
しかし、アイテムが増える季節だからこそ、自分に合ったもの選びやサイズ選びを大切にすることで、寒さをしのぎながらおしゃれもスタイルアップも叶えられますよ。
■執筆/emily…1万5千人以上の接客経験を生かして「今の自分を好きになれる」着こなしや服選びの方法を発信するパーソナルスタイリスト。インスタグラムは、@emily_blueintherainbow
編集/サンキュ!編集部