40代が着ると老けて見える「残念なダウンコート」の選び方・着方って!?
2024/12/05
寒い季節の心強い味方の「ダウンコート」。
1枚羽織るだけで、インナーを着こまずにあたたかさをキープできるため、子育て中のお母さんはもちろん、コートは肩が凝るから苦手、という人にもおすすめのアイテムです。
ところが、素材にボリュームがあるため、おしゃれに着こなすにはなかなか難しい点も。
今回は、40代が着ると老けて見える「残念なダウンコート」の選び方・着方を、パーソナルスタイリストのemilyさんに教えてもらいました。
スタンドカラーのピッタリシルエット
1つ目は、「スタンドカラーのピッタリシルエット」。
ある程度体にフィットすることであたたかさを感じられるダウンコートですが、スタンドカラーでさらにピッタリとしたシルエットは、体のラインが丸見えになってしまう上に、見た目もメンズライクでスポーティな印象になり過ぎてしまいます。
もしも、タイトなシルエットを選ぶならば、ノーカラータイプのデザインがおすすめ。
タートルネックなどのインナー使いで首元にあたたかさをプラスしたり、ボトムにスカートを合わせて女性らしさを加えることも出来るので、あたたかさもおしゃれもどちらも叶います。
ファーの色が目立つデザイン
2つ目は「ファーの色が目立つデザイン」。
襟元にファー使いのダウンコートは、見た目もあたたかく、ダウンコートはカジュアルすぎる、という人にはおすすめのデザインです。
ところが、40代にはちょっと要注意。ファーの色がダウンコートの色と違う場合はファーだけが目立ってしまい、年齢よりも幼い印象になってしまうことで違和感が。
もしも、ファー付きを選ぶならば、ダウンコート本体の色と同色のファーが付いたデザインがおすすめ。顔まわりに程よくボリュームが出ることで小顔効果はもちろん、さらにシックな色味ならばスタイリッシュな大人の要素も加わります。
ダボっと見えるサイズ
3つ目は、「ダボっと見えるサイズ」。
タイトすぎるシルエットでは体のラインを拾ってしまいますが、かといって大きすぎるサイズを選んでしまうのも逆効果。
もともと素材自体にボリュームがあるため、サイズアップしてしまうと体のサイズ以上に太って見えるきっかけにもなりかねませんし、合わないサイズを着ていると年齢以上に老けて見えてしまいます。
サイズ選びのポイントは、肩幅や袖丈が長すぎないこと。
特に袖が長すぎてしまうと、重心が下がってだらしない印象にも繋がります。また、どうしても体に合うサイズがなかなかないという場合は、ボリュームが出てしまうムートンブーツなどは避けて、コンパクトに見える靴選びがおすすめです。
ダウンコートでおしゃれもスタイルアップも諦めない
ダウンコートは、たしかに着るだけでボリュームが出やすいために、おしゃれに見えない、スタイルアップも難しい、と諦めてしまいがち。
ところが、選ぶ色や形、合わせるアイテムでどちらも諦めることなく楽しむことができるんです。
寒い季節の頼れる1着を、ぜひ見つけてくださいね。
■執筆/emily…1万5千人以上の接客経験を生かして「今の自分を好きになれる」着こなしや服選びの方法を発信するパーソナルスタイリスト。Instagramは、「@emily_blueintherainbow」。
編集/サンキュ!編集部