「夫がダサい…」と感じたときにアドバイスすべきことは?パーソナルスタイリストが教える3つのポイント
2024/01/28
ふだんはなかなか見直す機会がない、夫のファッション。
若かりしころ着ていた服がクローゼットにそのまま。どこか垢抜けないまま、アップデートされていなかったら要注意。見直しの機会が必要です。
今回は「夫がダサい」と感じたときにアドバイスすべきことを、パーソナルスタイリストのemilyさんに教えてもらいました。
「今に目を向けてもらう」
1つ目のアドバイスは、「今に目を向けてもらう」こと。
あのころ流行していたから、値段が高かったから…と時間が止まってしまっていたら、今に目を向けてもらいましょう。
例えば「ジーンズは定番アイテムだからずっと着られるだろう」と時代遅れの形を履き続けていたら要注意。定番の素材であっても、着心地がよくても、あまりにも若作りに見えてしまったり、今のトレンドからかけ離れたものは自分をよく見せません。ぜひ見直すようにしましょう。
「好きと似合うのバランスを保つ」
2つ目のアドバイスは、「好きと似合うのバランスを保つ」。
好きなものは歳を重ねてもあまり変わりませんが、好きだけを押しとおして服選びをしてしまうと、残念ながら似合わないというズレが生じてしまいます。
例えば、昔からシャツが好きだけど持っている服はどこかピタピタで体形に合わなくなってしまった、そんなときには、今の体形に合うサイズを試してみる。ここで大切なのは、好きなアイテムのなかから今の自分に似合うサイズ選びをするということ。
まったく違うアイテムに丸ごとチェンジしてしまうよりも、変わらない好きなものはぜひ着続けてくださいね。
「シンプルのよさも知る」
3つ目のアドバイスは、「シンプルのよさを知る」こと。
ロゴが入っていたり、チェックなどの柄が入った服は、1枚で着て完結するようなイメージがありますが、歳を重ねてくると、どうしても幼く見えてしまうなど、年齢との違和感を感じるようになってきます。
そんな人におすすめしたいのが、シンプルな服。たくさん柄物をそろえるよりも、ほかのアイテムと組み合わせがしやすいのはもちろん、上質な素材を選べば大人の品のよさも加わります。
似合う服はとことん褒めましょう
好みを変えることはとてもむずかしいことです。
だからこそ、もしも似合っている服が見つかった場合には、とことん褒めることが大切です。
本人が気づかなくても、まわりが褒めることで、「これでいいの?」から、「これもいいかもしれない」と少しずつ思考にも変化が出てきます。
丸ごと変えることを目指さずに、何かひとつでも変われるきっかけをつくっていきましょう。
■執筆/emily…1万5千人以上の接客経験を生かして「今の自分を好きになれる」着こなしや服選びの方法を発信するパーソナルスタイリスト。インスタグラムは、@emily_blueintherainbow
編集/サンキュ!編集部