【パーソナルスタイリストが伝授】服を買う前に試してほしい「似合う服を見つける」ための3つのステップとは?
2024/03/11
季節が変わって、何か新しい洋服が欲しいけれど、「自分に何が似合うのかわからない」「何を買ったらいのか迷ってしまう」そんな経験はありませんか?
また、気に入って買ったものの、実際はうまく着こなせなかった、なんていう声も多いですよね。
今回は、買い物をする前に試して欲しい、似合う服が見つかる3つのステップを、パーソナルスタイリストのemilyさんに教えてもらいました。
ステップ1.自分の好みを知る
最初のステップは、「自分の好みを知る」。
どんな服が好き?と聞かれてすぐに答えが出ない、そんな時にはまず雑誌を読んだり、さまざまなお店を回ってみて、自分がどんな服に魅力を感じるのかを知ることから始めてみましょう。こんな服を着てみたいな、というイメージを作っておくだけで、洋服選びを楽しむきっかけになります。
一方でこれはちょっと苦手、を知っておくことも大切です。たとえば、デザインや色が気に入っているのに、実際に着てみたら素材が苦手だった、なんてこともあります。
好きと苦手の両方を知ることで、無駄な買い物を防ぐこともできますし、着ていて心地よいものだけを揃えておくことができます。
ステップ2.体型の悩みと向き合う
続いてのステップは、「体型の悩みと向き合う」。
こんな服が着てみたい、欲しいとなった時に、次に考えることは自分自身の体型に合うものなのかどうか。
好みは極端に変わることはありませんが、体型の悩みはどんどん変わってくるもの。ここで大切なのは、似合う服を見つけるために悩みとしっかり向き合うこと。
たとえば、「下半身にボリュームがある」は、いわゆる悩みになりますが、「上半身はスッキリ細身」というのは、服を着こなす上ではメリットになります。このように、体型と向き合う時には、ネガティブな部分だけにフォーカスしないことが似合う服を見つける近道になります。
ステップ3.似合う服に仕上げる工夫も忘れない
最後のステップは、「似合う服に仕上げていく」。
好みや体型などに合っている服ならば、そこが似合う服のゴールになる場合もありますが、もしもどちらかが満たされない場合に、ぜひ試してみて欲しいことがあるんです。
たとえば、ベージュに憧れているけれど、膨張して太って見えてしまう、そんな場合は引き締まる色を顔まわりにプラスするなど、自分の体型をカバーしてくれる色を足してみる。
このように、ほんの少しのアレンジで好きな服を自分が似合う服に寄せることができます。
好きな服を諦めない
似合う服を見つけるための3つのステップをご紹介しましたが、特にステップ1と2の自分自身と向き合う時間はとても大切です。毎回買い物で失敗してしまう…という人は、ノートに書き出してみるのもおすすめ。
好きだけど似合わないから…と簡単に諦める前に、どうしたら似合う服になるのか、そんな工夫も忘れずに服選びを楽しんで下さいね。
■執筆/emily…1万5千人以上の接客経験を生かして「今の自分を好きになれる」着こなしや服選びの方法を発信するパーソナルスタイリスト。インスタグラムは、@emily_blueintherainbow
編集/サンキュ!編集部