40代が着ると老けて見える「秋服」の選び方・着方って!?
2024/09/30
夏と違い、秋物はニット素材が増えたり色みも落ち着いたものが多く、どうしても重たい印象になりがち。だからこそ、自分に合った服選びが大切ですよね。
今回は、40代が気をつけたい、着ると老けて見える「秋服」の選び方や着方について、パーソナルスタイリストのemilyさんに教えてもらいました。
1.肌をくすませるトップス
1つ目は、「肌をくすませるトップス」。秋といえば、夏の明るい発色の良さに比べて、落ち着いたカラーのアイテムも増えてきます。ここで気をつけなければならないのが、トップス選び。顔の一番近くに合わせるものだからこそ、選ぶ色によってはくすんだ顔色に見えてしまうことも。
40代におすすめは、
・くすみカラーを選ぶときには、表情が出る光沢がある素材で立体的に見せる。
・スカーフ使いで色柄を取り入れたり、インナーに白Tシャツを合わせるなど、顔まわりがパッと明るくなるアイテムを加える。
2.体型を拾う素材
秋は、季節がら保温性に優れたウールなど、素材だけでボリュームが出やすくなります。たとえば、同じボーダーでも、綿とウールでは着太りするのは断然ウールとなるため、選び方にはコツが必要です。
40代におすすめは、
・ボリュームがある素材の場合は、できるだけ深みのある色を選ぶ。
・ローゲージのニットにはつやのあるサテン地を合わせるなど、異素材を組み合わせる。
3.全身のっぺりとしたコーディネート
秋のスタイリングの中で、40代にも人気のワントーンコーデ。ベージュやグレーなど、やわらかい色のトーンで作られるこのスタイリングは、女性らしさも際立つ大人の印象です。ところが、合わせるアイテムによっては、全身がのっぺりとして、体型を太って見せてしまうことも。
40代におすすめは、
・上下ともにオーバーサイズになることは避けて、シルエットでメリハリを出す。
・同じトーンでも小物に柄ものを取り入れるなど、アクセントになるアイテムをプラスする。
単品で服選びをしないこと
素材が薄い春夏のファッションよりも秋冬の季節に気をつけたいのが、洋服自体を単品で選ばないこと。上下のスタイリングに加えてバッグや靴、アクセサリーなど小物にもサポートしてもらえるのがこの季節のいいところ。全身のイメージを考えて服選びをすることで、1枚では太って見えてしまうアイテムも、着こなしによって印象を変えることができますよ。
■執筆/emily…1万5千人以上の接客経験を生かして「今の自分を好きになれる」着こなしや服選びの方法を発信するパーソナルスタイリスト。
編集/サンキュ!編集部