痩せたい人は「白飯」を食べろ!食べ方ルール5
2023/09/28
"やせるには炭水化物のご飯は減らすべき"。そう思って我慢していた人に朗報!実は白飯を食べてやせるダイエット法があるんです。「それって本当!?」と気になるこの方法を詳しくご紹介します。
<教えてくれた人>
柏原ゆきよさん
管理栄養士。日本健康食育協会代表理事。5万人以上の食事サポート経験を通じて、白飯を食べてやせるダイエット法を提唱し、話題に。YouTube「ゆきよチャンネル」でも情報発信中。
しっかり食べて、しっかり出す!白飯の力で自然とやせやすい体になるんです
白飯には実はやせ効果が!!「白飯には、体を動かす燃料となる炭水化物や、熱を生む筋肉をつくるたんぱく質、燃焼を助けるビタミンやミネラルが含まれるので、食べると体温が上がって基礎代謝がアップ。また、白飯は腸内のよけいな物を出す効果も大!食べてもしっかり出せば太りません。白飯はやせ体質をつくるのです」。
●実は完璧なダイエット食だった!白飯でやせる理由
【間食が減る】「白飯を抜くと糖質が不足し、間食で甘い物を食べがちに。白飯をしっかり食べると満腹感が続き、間食が減るんです」
【基礎代謝が上がる】「白飯にはカロリーの燃焼を助ける栄養素が含まれるので食べると体温が上昇。すると基礎代謝も上がりやせ体質に」
【内臓脂肪が落ちる】「脂質が多いおかず中心の食事だと内臓脂肪が増加。脂質が少ない白飯が中心の食事にすれば内臓脂肪も落ちやすく」
【便通がよくなる】「白飯に含まれる"難消化性でんぷん"は食物繊維のような働きをし便通をよくするので、やせやすくなります」
自然とやせ体質に変わる!やせる白飯の食べ方ルール5
【1】1日2合を目安にしっかり食べる
1日に食べるご飯の量はだいたい2合。「2合は白飯700g程度なので、これを3回に分けて食べます(1食の量は茶碗に軽くよそって2杯分くらい)。ただし、外食をする日などは2合食べると食べすぎなので、少し減らしましょう」。
【2】みそ汁とセットで食べる
白飯はみそ汁と一緒に食べるのが基本。温かいみそ汁をとると代謝が上がり、胃が温まって消化吸収も促進。旬の野菜や海草類、きのこ類など食物繊維が多い具を入れれば排出効果もアップ。「3種類以上の具を入れるのを心がけて」。
【3】おかずは一品でOK
カロリーを効率よく燃やすには栄養バランスが大事。計算は難しいので、見た目のバランスを目安にしましょう。「白飯:おかず=6:4。つまり半分以上がごはんです。おかずの摂りすぎに注意して(みそ汁の具もおかずです)」。
【4】よくかんで食べる
重要なのがよくかむこと。「かむと食欲を抑えたり、脂肪を燃やす指令を出すレプチンというホルモンが分泌されるので、しっかりそしゃくを」。かむと消化液が分泌され、消化吸収力も向上。白飯を甘く感じるまでよくかんで。
【5】罪悪感を持たず食事を楽しむ!
"食べたら太るかも"などと罪悪感を持って食べるのはNG!「罪悪感を持ちながら食べると自律神経に影響して消化液の分泌が減り、消化機能が低下。大切なのはしっかり食べて満足感を得ること。楽しみながら食べましょう」。
参照:『サンキュ!』2020年11月号「食べてもやせる!最終結論」より。掲載している情報は2020年9月現在のものです。構成/竹下美穂子 取材・文/和田美穂 編集/サンキュ!編集部
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